電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T93052

タイトル(和文)

溶融塩電解精製技術の開発-ウランおよびセリウムを陽極とする固体陰極への直接電解法の検討-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF MOLTEN SALT ELECTROREFINING -DIRECT ELECTROTRANSPORTATION FROM U OR CE ANODE TO SOLID CATHODE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

LiCl-KCl-UCl3溶融塩中でのCeの溶解挙動は,局所的かつ周期的であり,反応速度はUCl3の拡散に律速される。また,同じ電解浴中でCeを陽極とし,固体陰極に直接電解すると,ほぼ純粋なUが析出するが,その析出形態は,デンドライト状ではなく塊状となった。これは,陽極Ceの周期的な電位変動により陰極に断続的にCeが析出し,さらに塩中のUCl3により再酸化されるためと考えられる。

概要 (英文)

PASSIVATIVE CORROSION OF METAL CE IN LICL-KCL-UCL3 WAS FOUND TO PROGRESS LOCALLY AND PERIODICALLY. THE CRYSTAL GROWTH RATE OF U AT POINT DEFECTS ON THE CE SURFACE WAS DETERMINED BY THE DIFFUSION OF U IONS IN THE SALT ELECTROLYTE. THE MORPHOLOGY OF U DEPOSITS OBTAINED FROM DIRECT ELECTROTRANSPORTATION FROM THE CE ANODE TO SOLIDCATHODE IN LICL-KCL-UCL3-CECL3 WAS NOT DENDRITIC BUT MASSIVE. THIS MORPHOLOGY IS ASCRIBED TO THE PASSIVATIVE CORROSION OF THE CE ANODE DURINGELECTROTRANSPORTATION.

報告書年度

1993

発行年月

1994/06/01

報告者

担当氏名所属

小山 正史

狛江研究所原子物理部溶融塩化学グループ

飯塚 政利

狛江研究所原子物理部溶融塩化学グループ

藤田 玲子

東京芝浦電気(株)

キーワード

和文英文
乾式再処理 PYROPROCESS
金属燃料 METAL FUEL
溶融塩 MOLTEN SALT
電解精製 ELECTROEFINING
アクチニド ACTINIDE
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