電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T93011

タイトル(和文)

雷雲下の空間電荷密度の検討

タイトル(英文)

SPACE CHARGE DENSITY UNDER THUNDERCLOUD

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

雷雲下に多量の空間電荷が存在することがフランスやわが国の測定で見出されており,大地付近の電荷密度は数~数10nc/立方mにも達する。これまで空間電荷密度は高度に対して指数関数の実験式が与えられているが,本論文は直流の定常イオン流として検討した。電荷密度が高度に対して-1/2乗で減少する関係式を導き,この式が北陸地方(石川県河北潟)のいくつかの測定曲線と良く合うことを示した。

概要 (英文)

A LARGE SPACE CHARGE OCCURS UNDER THUNDERCLOUDS. THE MAXIMUM CHARGE DENSITY AMOUNTS TO ABOUT 20 OR 30 N C/CUBE M NEAR THE GROUND. WE STUDIED THE DEPENDENCE OF SPACE-CHARGE DENSITY ON ALTITUDE AS A DC ION-FLOW FIELD. THE DERIVED QUASI-THEORETICAL EXPRESSION AGREES VERY WELL WITH CHARACTERISTICS MEASURED IN THE HOKURIKU DISTRICT(KAHOKUGATA,ISHIKAWA PREFECTURE).

報告書年度

1993

発行年月

1994/01/01

報告者

担当氏名所属

宅間 董

狛江研究所

キーワード

和文英文
電界 ELECTRIC FIELD
雷雲 THUNDERCLOUD
電荷密度 CHARGE DENSITY
イオン流 ION FLOW
コロナ放電 CORONA DISCHARGE
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