電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T92041

タイトル(和文)

東アジア地域における硫酸イオンの湿性沈着の解析

タイトル(英文)

ANALYSIS OF WET DEPOSITION OF SULFATES IN EAST ASIA

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

国内21箇所に設置した酸性雨に関する観測網のデータと長距離輸送モデルを用いて,硫酸イオンの湿性沈着を解析した。観測データから評価した湿性沈着量0.29Tg/年〔S換算〕(Tg=1012g)に対して,輸送モデルの計算結果は0.22Tg/年〔S換算〕であった。わが国の火山から排出されるSO2の寄与は,日本全域で年間について見ると20%弱であった。

概要 (英文)

CRIEPI HAS ESTABLISHED A NATIONWIDE NETWORK TO OBSERVE ACID DEPOSITION. WE ANALYZED THE LONG-RANGE TRANSPORT OF SULFUR OXIDES IN EAST ASIA BASED ON THE OBSERVED DATA. THE CALCULATED WET DEPOSITION OF SULFURIC IONS IS 0.22 TG/Y IN S EQUIVALENT ,WHILE THE OBSERVED ONE IS 0.29 TG/Y IN S EQUIVALENT . THE CONTRIBUTION OF VOLCANOES IN JAPAN AMOUNTED TO 20%.

報告書年度

1992

発行年月

1993/04/01

報告者

担当氏名所属

市川 陽一

狛江研究所発電プラント部環境研究室

藤田 慎一

狛江研究所発電プラント部広域環境研究室

キーワード

和文英文
酸性雨 ACID RAIN
硫黄酸化物 SULFUR OXIDES
東アジア EAST ASIA
湿性沈着 WET DEPOSITION
長距離輸送モデル LONG-RANGE TRANSPORT MODEL
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