電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T91064
タイトル(和文)
放射冷房とその快適性の調査
タイトル(英文)
RADIANT COOLING SYSTEMS : THE CURRENT STATUS
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
放射冷房は従来の対流式冷房と比較して上下方向の温度分布が均一である,冷気のはやい流れがない,静寂性が高いなどの特長を持つ。この方式が創りだす冷房空間が理想的な快適温熱空間とほぼ一致しており,さらに井戸水などの自然水の低質なエネルギーを積極的に活用することで省エネ効果も期待されることから近年注目されている。しかし,現状では放射冷房の設備設計や施行が必ずしも合理的に行われておらず,望まれる冷房効果が得られないなど問題が生じている。今後,快適で省エネ効果の高い放射冷房の実現のためには,冷房空間の除湿対策を確立することおよび放射冷房面の除熱能力の定量的把握が特に重要である。
概要 (英文)
RADIANT COOLING SYSTEMS ARE SUPERIOR TO AIR-CONDITIONERS IN PROVIDING UNIFORM VERTICAL TEMPERATURE DISTRIBUTION,NO FAST AIR FLOW,NO NOISE,AND ECONOMIC USE OF ELECTRIC POWER BY USING WELLWATER TO COOL RADIANT PANELS. IT IS IMPORTANT TO DEVELOP PRACTICAL DEHUMIDIFICATION TECHNIQUES AND METHODS FOR PREDICTING THE COOLING ABILITYOF RADIANT PANELS FOR RATIONAL DESIGN OF RADIANT COOLING SYSTEMS.
報告書年度
1991
発行年月
1992/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
宮永 俊之 |
狛江研究所開発部電気利用技術研究室 |
共 |
中野 幸夫 |
狛江研究所開発部電気利用技術研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
放射冷房 | RADIANT COOLING SYSTEMS |
快適性 | THERMAL COMFORT |