電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91062

タイトル(和文)

電力系統の輸送力評価-計画段階での系統余力評価に関する一考察-

タイトル(英文)

EVALUATION OF POWER-SYSTEM LOAD-CARRYING CAPACITY -SYSTEM RESERVE IN PLANNING STAGE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

従来,電力系統の計画にあたっては,少なくとも単一設備の故障に対しては供給支障が生じないようにするという確定論的手法が採用されてきたが,広域連系の強化等,系統を取り巻く環境の変化の中でより合理的な設備形成を図るには,設備投資の効率化を目的とした新しい定量的な評価指標が必要となる。本報告では,計画段階で事故時を含めた電力系統の余力を評価し,これを均一化することで効率的設備投資を図るための手法として以下を提示した。・各地点の負荷の伸び率を与えた場合,系統の最大供給能力を線型計画法で求め,事故時を含めたそのデュレーションカーブをもって供給余力とした。・系統余力を均一化するための対策箇所の発見と,対策順位を決定するための手法を開発した。

概要 (英文)

PLANNING OF BULK-POWER NETWORKS HAS BEEN BASED ON A DETERMINISTIC APPROACH IN WHICH ANY FAULT OF A SINGLE COMPONENTSHOULD NOT LEAD TO SYSTEM OUTAGE. HOWEVER,COMPLICATION OF SYSTEM CONDITIONS SUCH AS INTENSIFIED SYSTEM INTERCONNECTION REQUIRES A NEW QUANTITATIVE INDEX TO ENABLE EFFICIENT INVESTMENT FOR SYSTEM EXPANSION. THIS REPORT INTRODUCES THE SYSTEM MARGIN CONCEPT AND PROPOSES LEVELING OF THESYSTEM MARGIN TO ATTAIN EFFICIENT INVESTMENT. NAMELY, - THE SYSTEM MARGIN IS EXPRESSED BY THE DURATION CURVE OF THE SYSTEM LOAD-CARRYING CAPACITY AT SEVERAL FAULTS. - A METHOD FOR FINDING THE MOST EFFECTIVE INVESTMENT FOR LEVELING OF THE SYSTEM MARGIN IS DEVELOPED. - THE APPROACH ISAPPLIED TO A MODEL SYSTEM AND ITS EFFECTIVENESS IS VERIFIED.

報告書年度

1991

発行年月

1992/05/01

報告者

担当氏名所属

栗原 郁夫

狛江研究所電力システム部系統計画研究室

高橋 一弘

狛江研究所

キーワード

和文英文
系統計画 POWER SYSTEM PLANNING
確定論的手法 DETERMINISTIC APPROACH
アデカシー ADEQUACY
系統最大供給負荷 LOAD CARRYING CAPACITY
系統余力 SYSTEM MARGIN
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