電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91059

タイトル(和文)

燃料一体炉心方式超小型安全炉の概念検討-炉心核特性および原子炉構造・燃料取扱系概念-

タイトル(英文)

INHERENTLY-SAFE 60-MWE FAST REACTOR SYSTEM RAPID CONCEPTUAL DESIGN STUDY -CORE CHARACTERISTICS AND REACTOR CONCEPT-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

わが国の電力需要の多様化に柔軟に対処する分散電源の一つとして,実現性の高い既存の高速炉技術に基づく電気出力6万kWクラスの超小型安全炉につき,炉心特性および原子炉構造・燃料取扱系概念を明らかにした。本プラントは一体型アニュラー炉心による長寿命で増殖性の良好な炉心を採用し,半径方向熱膨張による大きな負の反応度フィードバックによる究極の安全性を狙った。またナトリウム・ポット付き一体型燃料集合体により迅速・容易な燃料交換を可能とし稼働率向上を達成した。

概要 (英文)

A CONCEPTUAL DESIGN FOR AN INHERENTLY-SAFE 60-MWE FAST REACTOR MAKING MAXIMUM USE OF EXISTING LMFBR TECHNOLOGY IS PRESENTED TO INVESTIGATE THE APPLICABILITY TO VARIOUS POWER REQUIREMENTSIN JAPAN. SYSTEM CONFIGURATIONS WERE SELECTED TO ENHANCE INHERENT SAFETY AND TO ENABLE SIMPLIFIED REACTOR OPERATION WITHOUT REFUELING FOR UP TO 5 YEARS.THE FOLLOWING DESIGN APPROACH WAS DEMONSTRATED. (1)ANNULAR CORE CONFIGURATION AND RAPID (REFUELING BY ALL PINS INTEGRATED DESIGN) CONCEPT TO ENHANCE NEGATIVE RADIAL THERMAL EXPANSION REACTIVITY COEFFICIENT. (2)INNOVATIVE REFUELING SYSTEM ACHIEVD BY RAPID CONCEPT TO ELIMINATE CONVENTIONAL FUEL HANDLING SYSTEM AND TO ENABLE SIMPLIFIED REFUELING.

報告書年度

1991

発行年月

1992/05/01

報告者

担当氏名所属

神戸 満

狛江研究所FBR部革新炉研究室

植田 伸幸

狛江研究所FBR部革新炉研究室

魚谷 正樹

狛江研究所FBR部革新炉研究室

キーワード

和文英文
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
固有安全炉 INHERENTLY-SAFE REACTOR
革新技術 INNOVATIVE TECHNOLOGY
金属燃料 METALLIC FUEL
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