電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91011

タイトル(和文)

高速炉蒸気発生器用改良9Cr-1Mo鋼のクリープ疲労強度の検討

タイトル(英文)

CREEP-FATIGUE STRENGTH EVALUATION OF MODIFIED 9CY-1MO STEEL FOR FBR STEAM GENERATOR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

わが国のFBR実証炉では,構造の簡素化などを考慮して一体貫流型の蒸気発生器(蒸気発生器と再熱器が一体となっている)の採用が検討されている。この場合の蒸気発生器用材料としては高温強度,ナトリウム環境などに優れた材料が必要となる。このような要件を満足する材料として、米国オークリッジ国立研究所で開発された改良9Cr-1Mo鋼が注目されており,その適用を目指して国内的には材料強度基準の策定を主目的とする精力的なR&D活動が展開されている。本報告では、改良9cr-1MO鋼を実用化する上で重要となるクリープ疲労強度について,当所で得られたデータを基にして現時点での検討課題を明らかにすると共に,これに対して今後実施すべき項目および期待される成果について述べる。

概要 (英文)

REDUCING INITIAL COST IS VERY IMPORTANT FOR ON-GOING DESIGN OF THE JAPANESE LMFBR DOMONSTRATION PLANT. THEREFORE,A SINGLE-PASS STEAM GENERATOR IS S LIKELY CANDIDATE INSTEAD OF A SEPARATE-THROUGH GENERATOR COMPOSED OF AN EVAPORATOR AND SUPERHEATER. SINCE MODIFIED 9CR-1MO STEEL HAS GOOD SCC RESISTANCE AND HIGH STRENGTH AT ELEVATED TEMPERATURES,IT IS BECOMING THE CANDIDATE MATERIAL FOR STEAM GENERATOR. RESEARCH IS BEING ACTIVELY PERFORMED IN JAPAN ON THE APPLICABILITY OF MODIFIED 9CR-1MO STEEL TO FBR STEAM GENERATYORS. THIS REPORT DESCRIBES THE STATE OF THE ART OF AND FUTURE WORK ON CREEP-FATIGUE STRENGTHS OF MODIFIED 9CR-1MO STEEL BASED ON TESTS CARRIED-OUT BY CRIEPI.

報告書年度

1991

発行年月

1991/11/01

報告者

担当氏名所属

松原 雅昭

狛江研究所FBR部材料研究室

緒方 隆志

狛江研究所FBR部材料研究室

キーワード

和文英文
高速増殖炉 FAST BREEDER REACTOR
蒸気発生器 STEAM GENERATOR
改良9Cr-1Mo鋼 MODIFIED 9CR-1MO STEEL
クリープ疲労 CREEP-FATIQUE
強度評価 STRENGTH EVALUATION
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