電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91009

タイトル(和文)

二重タンク小型炉におけるナトリウム-水反応時のマノメータシールの圧力開放特性

タイトル(英文)

MANOMETER SEAL PRESSURE RELIEF CHARACTERISTICS AT SODIUM-WATER REACTION IN SMALL DOUBLE-POOL REACTOR

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

マノメータシールが二重タンク小型炉の安全性を確保するための設備としの有効性であることを確認するため,大リークナトリウム-水反応事故時のカバーガス圧力の圧力開放特性を解明することを目的に実験を行った。その結果,以下のことが明かとなった。マノメータシール材はカバーガス圧力上昇にともない周方向に偏ることなく均一に上昇し,周方向均等に破断する。その時カバーガスの最大圧力は,シール破断時のマノメータ液位ヘッドに依存する。また実験解析からマノメータシール液位およびカバーガス圧力の挙動が予測できる。これらの結果からマノメータシールが大リークナトリウム-水反応対策設備として有効であることを確認した。

概要 (英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY WAS CARRIED OUT TO CLARIFY THE MANOMETER SEAL PRESSURE RELIEF CHARACTERISTICS FOR A SMALL DOUBLE-POOL REACTOR. THE MAIN RESULTS ARE SUMMARIZED AS FOLLOWS: (1)AS THECOVER GAS PRESSURE INCREASES,THE SEAL LIQUID RISES UNIFORMLY AND THE MANOMETER SEAL BREAKS UNIFORMLY ALONG THE CIRCUMFERENTIAL PASS. (2)THE MAXIMUM COVER GAS PRESSURE DEPENDS ON THE MONOMETER SEAL HEAD WHEN THE MANOMETER SEAL BREAKS. (3)THE ANALYSIS RESULTS AGREE WITH THE EXPERIMENTAL DATA FOR THE BEHAVIOR OF THE COVER GAS PRESSURE AND MANOMETER SEAL LEVEL. THESE RESULTS CONFIRM THAT THE MANOMETER SEAL STRUCTURE IS AN EFFECTIVE COUNTERMEASURE TO A LARGE SODIUM-WATER REACTION.

報告書年度

1991

発行年月

1991/11/01

報告者

担当氏名所属

猶原 信幸

狛江研究所FBR部革新炉研究室

大音 明洋

狛江研究所FBR部革新炉研究室

キーワード

和文英文
マノメータシール MANOMETER SEAL STRUCTURE
ナトリウム-水反応 SODIUM-WATER REACTION
カバ-ガス圧 COVER GAS PRESSURE
ラプチャディスク RUPTURE DISK
二重タンク小型炉 DOUBLE-POOL REACTOR
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