電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T91006

タイトル(和文)

長半減期核種の金属燃料FBRによる消滅処理技術の開発(5)-超ウラン元素装荷炉心の核的安全性パラメータの解析-

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF LONG-LIVED RADIOACTIVE-NUCLIDE TRANSMUTATION TECHNOLOGY WITH METALLIC FUEL FBR -NEUTRON SAFETY PARAMETER ANALYSIS OF TRU-LOATED CORE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

マイナーアクチノイド(MA)を装荷した金属燃料FBR炉心のドップラー係数等の核的な安全性に関係したパラメータの解析及びスクラム失敗を伴う事故事象(ATWS)時の炉心挙動を簡易解析し,以下の結果を得た。(1)MA装荷炉心ではドップラー係数等は減少するが,炉心熱膨張による中性子の漏洩効果が支配的であるため,炉心全体では反応度は負となった。(2)ATWS時の炉心挙動を簡易手法で解析し,MAの装荷で冷却材温度の上昇傾向があるが,冷却材沸騰温度以下となった。

概要 (英文)

NEUTRON SAFETY PARAMETERS SUCH AS THE DOPPLER COEFFICIENT AND REACTIVITY BEHAVIOR DURING ATWS EVENTS ARE DISCUSSED.THE RESULTS ARE: (1)THE ABSOLUTE VALUE OF THE DOPPLER COEFFICIENT DECREASES WITH INCREASED MA LOADING RATIO,BUT THE WHOLE CORE REACTIVITY IS NEGATIVE BECAUSE THE NEUTRON LEAKAGE EFFECT,WHICH ENHANCES NEGATIVE REACTIVITY,IS DOMINANT AS A RESULT OF THERMAL EXPANSION OF THE CORE,(2)FROM SIMPLE REACITITY-BEHAVIOR ANALYSIS FOR ATWS EVENTS,THE OUTLET TEMPERATURE RISES WITH INCREASED MA LOADING RATIO,BUT IT IS KEPT BELOW THE COOLANT BOILING TEMPERATURE.

報告書年度

1991

発行年月

1991/12/01

報告者

担当氏名所属

笹原 昭博

狛江研究所原子力部燃料研究室

松村 哲夫

企画部計画課

横尾 健

狛江研究所FBR部金属燃料研究室

キーワード

和文英文
FBR FBR
金属燃料 METALLIC FUEL
消滅処理 TRANSMUTATION
超ウラン元素 TRU
安全性解析 SAFETY ANALYSIS
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