電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90078

タイトル(和文)

石炭灰捨場の環境影響評価

タイトル(英文)

ENVIRONMENTAL EFFECT OF NATURAL RADIO-NUCLIDES OF COAL-ASH DISPOSAL SITE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

石炭灰からの自然放射性核種の溶出と,石炭灰捨場の放射線量について検討した。石炭灰からのU238とRa226の溶出濃度は海水に比べて数倍高かった。しかし,石炭灰から溶出する自然放射性核種は環境に影響を与えるものでないと考えられた。Pb210とPo210の溶出濃度は,海水に比べて高くなかった。石炭灰捨場における放射線量は,バックグラウンドとほとんど変わらなかった。

概要 (英文)

THE NATURAL RADIOACTIVITY OF LEACHATES COAL ASH AND THE RADIATION DOSE AT ASH DISPOSAL SITES WERE EXAMINED. THE LEACHING CONCENTRATIONS OF U238 AND RA226 FROM ASH WERE SEVERAL TIMES HIGHER THAN IN SEA WATER. BUT IT IS THOUGHT THAT THERE IS NO DOSE EFFECT OFNATURAL RADIACTIVITY LEACHING FROM ASH. THE LEACHING CONCENTRATIONS OFPB210 AND PO210 FROM ASH WERE NOT HIGHER THAN IN SEA WATER. THE RADIOATION DOSE AT THE ASH DISPOSAL SITES WAS VERY SIMILAR TO THE BACKGROUND LEVEL.

報告書年度

1990

発行年月

1991/06/01

報告者

担当氏名所属

福島 政法

狛江研究所原子力部安全管理研究室

石田 健二

狛江研究所原子力部安全管理研究室

キーワード

和文英文
火力発電所 FOSSIL POWER PLANT
石炭灰 COAL ASH
石炭灰捨場 ASH DISPOSAL SITE
自然放射性核種 NATURAL RADIO NUCLIDE
放射線 RADIATION
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry