電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90076

タイトル(和文)

通信網監視システムの自律分散化による信頼度向上

タイトル(英文)

APPLICATION OF AUTONOMOUS DECENTRALIZATION TO COMMUNICATION SYSTEM MONITORING

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

通信網監視ネットワークの自律分散化に必要となる機能を明らかにし,信頼度の向上効果を機能稼働率を用いて評価した。その結果,通信網監視ネットワークを自律分散化し,更に衛星通信回線を利用した場合の機能稼働率が最もよいことを明らかにした。また,中央集中型の監視ネットワークモデルに対して自律分散化による信頼度向上の効果と衛星回線の利用による信頼度向上効果について比較し,上位のシステムの信頼度が低い場合に,自律分散の効果が大きいことを示した。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES AUTONOMOUS DECENTRALIZATION OF COMMUNICATION NETWORK MONITORING SYSTEMS. THE RELIABILITY OF SOME CENTRALIZED SYSTEMS AND AN AUTONOMOUS DECENTRALIZED SYSTEM ARE COMPARED USING FUNCTIONAL AVAILABILITY. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)AUTONOMOUS DECENTRALIZED SYSTEMS WITH A SATELLITE HAVE HIGHER FUNCTIONAL AVAILABILITY THAN CENTRALIZED SYSTEMS AND OTHER AUTONOMOUS DECENTRALIZED SYSTEMS WITHOUT A SATELLITE. (2)AUTONOMOUS DECENTRALIZATION IS EFFECTIVE WHEN EACH SUBSYSTEMS OR SATELLITE HAS LOWER RELIABILITY.

報告書年度

1990

発行年月

1991/06/01

報告者

担当氏名所属

大場 英二

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

芹澤 善積

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

小島 敏明

電源開発株式会社

キーワード

和文英文
通信システム COMMUNICATION SYSTEM
自律分散 AUTONOMOUS DECENTRALIZATION
機能稼働率 FUNCTIONAL AVAILABILITY
信頼性 RELIABILITY
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