電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90049

タイトル(和文)

地下探査用電磁レーダ技術の現状と今後の課題

タイトル(英文)

GEOPHYSICAL PROSPECTING SYSTEM USING ELECTROMAGNETIC WAVES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電気事業は比較的早くから地下空間および地下資源を利用して来た。また,将来の地下利用構想は発・送・配電の各部門に関わっている。この構想を実現するための重要なキーテクノロジーに地下探査技術があるが,この一手法に,近年その簡便性,分解能の良さから特に注目されている地下電磁レーダ技術(周波数:20~2,000MHz)があり,本調査報告ではこれについてまとめた。(1)地下電磁レーダは音波探査,CSAMT法,TDEM法と比べて探査距離では劣るものの,簡便性,分解能の点で優れている。(2)現状の地下電磁レーダは探査距離が短く,長距離レーダシステムの開発が待たれる。(3)この開発には,磁波に対して非常に減衰が大きく受信信号が微弱となるが,これを克服する高S/N送受信法の開発,および,をイメージングするインバージョン手法の開発が必要である。

概要 (英文)

THIS RESEARCH INVESTIGATED A GEOPHYSICAL PROSPECTING SYSTEM CALLED UNDERGROUND PROSPECTING RADAR (UPRADAR) USING ELECTRO-MAGNETIC WAVES (20-2000 MHZ). IT IS EASY-TO-USE AND GIVES PRECISEIMAGES COMPARED TO OTHER SOUNDING TECHNIQUES SUCH AS ACOUSTIC EXPLORATION,CSAMT,AND TDEM. THERE ARE TWO TYPES OF UPRADAR:A SUBSURFACE RADAR,AND A BORE-HOLE RADAR. WHERE GROUND ATTENUATION OF EM WAVES IS HIGH,SUBSURFACE RADAR CAN DETECT OBJECTS BURIED AT A DEPTH OF LESS THAN 2 M;BORE-HOLE RADAR CAN PROBE LESS THAN 30 M FROM THE BORE HOLE. HOWEVER,SUBSURFACE RADAR AND BORE-HOLE RADAR SHOULD BE ABLE TO PROBE TO 10M AND 60M,RESPECTIVELY SUBJECTS FOR STUDY WERE CLARIFIED AS:(1)DEVELOPMENT OF HIGH-EFFCIENCY ANTENNA (2)DEVELOPMENT OF COMMUNICATION METHOD WITH HIGH S/NRATIO (3)DEVELOPMENT OF APPROPRIATE INVERSION METHOD

報告書年度

1990

発行年月

1991/05/01

報告者

担当氏名所属

田辺 一夫

狛江研究所送配電部放電研究室

天野 雄二

狛江研究所送配電部放電研究室

キーワード

和文英文
地下探査 GEOPHYSICAL PROSPECTING
レーダ RADAR
電磁波 ELECTROMAGNETIC WAVE
VHF VHF
UHF UHF
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