電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90048

タイトル(和文)

レーザ誘雷に関する実験的検討(その1)-放電進展様相との極性効果-

タイトル(英文)

EXPERIMENTAL STUDY ON TRIGGERING LIGHTNING WITH LASER -DISCHARGE PROGRESS AND POLARITY EFFECT-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告書は,新しい雷害防止技術であるレーザ誘雷の実現を目的として,レーザの放電誘導特性ついて実験的検討を行ったものである。主な成果は以下の通りである。1.レーザで生成したプラズマにより誘導された時の50%フラッシオーバー電圧は最大で通常の1/3程度である。2.このレーザに誘導された放電の定性的な進展過程を明らかにした。3.レーザによるプラズマを負極側電極の近傍に生成することにより,放電の誘導効果が大きくなる。

概要 (英文)

THIS REPORT DESCRIBES THE CHARACTERISTICS OFAN ELECTRICAL DISCHARGE GUIDED BY A LASER-PRODUCED PLASMA AS A FEASIBILITY STUDY FOR TRIGGERING LIGHTNING WITH A LASER TO SHIELD AGAINST LIGHTNING. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)THE 50% FLASHOVER VOLTAGE FOR A DISCHARGE GUIDED BY A LASER IS ABOUT ONE THIRD OF THAT WITHOUT A LASER. (2)THE PROGRESS OF THE ELECTRICAL DISCHARGE GUIDED BY THE LASER CAN BE QUALITIED. (3)WHEN A LASER PRODUCES PLASMA NEAR THE CATHODE,THE DISCHARGE GUIDANCE EFFECT BECOMES LARGER.

報告書年度

1990

発行年月

1991/06/01

報告者

担当氏名所属

三木 恵

狛江研究所送配電部絶縁研究室

新藤 孝敏

狛江研究所送配電部絶縁研究室

相原 良典

狛江研究所送配電部絶縁研究室

今野 良雄

狛江研究所送配電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
レーザ LASER
プラズマ PLASMA
気中放電 ELECTRICAL DISCHRGE
50%フラッシオーバー電圧 FLASHOVER VOLTAGE
放電進展過程 DISCHARGE PROGRESS
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