電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90039

タイトル(和文)

発電プラント機器用セラミックスのエロージョン特性評価技法-高温・高圧水二相噴流の性状および損傷深さ-

タイトル(英文)

EVALUATION OF EROSION CHARACTERISTICS OF CERAMICS FOR POWER PLANT EQUIPMENT:VELOCITY AND DIAMETER OF HIGH-TEMPERATURE WATER AND VAPOR DROPLETS AND ESTIMATION OF DAMAGE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

ドレン弁等の劣化・損傷の多い部分に,ファインセラミックを適用するためには,高温・高圧水の流動条件下での噴流エロージョン損傷を定量的に評価する必要がある。本研究では,高温・高圧水の二相噴流の粒子径,速度をレーザ粒子計により測定し,粒子径,速度およびこれらの分布等と噴流の噴出温度,圧力との相関を明かにした。また,金属(アルミニウム)を供試材としたエロージョン損傷実験の結果,損傷深さは噴流が衝突した時の衝撃圧にほぼ比例することを明かにした。

概要 (英文)

TO APPLY STRUCTURAL CERAMICS TOPARTS VALVE THAT WEAR UNDER HIGH-TEMPERATURE AND HIGH-PRESSURE WATER FLOW CONDITIONS,IT IS ESSENTIAL TO ESTIMATE THE EROSION DAMAGE CAUSED BY THE IMPACT OFHIGH-TEMPERATURE WATER DROPLETS. THIS PAPER DESCRIBES THE RELATIONSHIPBETWEEN THE SPEED AND DIAMETER OF DROPLETS AND THE NOZZLE TEMPERATURE AND PRESSRE CONDITIONS USING LASER AND PHASE-DOPPLER ANEMOMETRY. IT ALSO DESCRIBES THE RESULTS OF EROSION TESTS USING ALUMINUM SPECIMENS. THE DAMAGE DEPTH IS APPROXIMATELY PROPORTIONAL TO THE DROPLET IMPACT PRESSURE.

報告書年度

1990

発行年月

1991/05/01

報告者

担当氏名所属

佐久間 俊雄

狛江研究所発電プラント部機械研究室

岩田 宇一

狛江研究所発電プラント部機械研究室

高久 啓

狛江研究所発電プラント部機械研究室

キーワード

和文英文
壊食 EROSION
高速二相噴流 HIGH-SPEED TWO-PHASE JET FLOW
噴流高度分布 JET VELOCITY DISTRIBUTION
粒子径 DROPLET DIAMETER
レーザ LASER
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