電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T90038
タイトル(和文)
超音波法による蒸気タービンロータ用非破壊損傷検出装置の試作
タイトル(英文)
EXPERIMENTAL NON-DESTRUCTIVE ULTRASONIC EVALUATION OF STEAM TURBINE ROTOR.
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告では,超音波法による実機蒸気タービンロータ中心孔近傍のクリープ損傷検出のための前段階の検討として実施した蒸気タービンロータ用非破壊損傷装置の試作等について述べた。得られた結果は概略以下の通りである。(1)超音波法による実機蒸気タービンロータに対する非破壊損検出を可能とする装置を開発した。(2)上記の開発した装置を用いて実機蒸気タービンロータ中心孔付近クリープ損傷模擬モデルに対する超音波計測を実施し,動計測の場合と同等の結果を得た。これより,開発した治具の実機への適用見直しを得た。(3)超音波法の実機蒸気タービンロータへの適用を図る上で必要となるシステム化のための基盤的検討を行った。その中で,実機の損傷評価に有力と考えられる超音波パラメータであるノイズエネルギーについて余寿命評価のためのベースデータの蓄積を行うと共に,その有効性を確認した。併せて,これまで試験片レベルで取得し
概要 (英文)
THIS REPORT DESCRIBES NON-DESTRUCTIVE EVALUATION OF A STEAM TURBINE ROTOR USING ULTRASONIC EQIPMENT ON AN EXPERIMENTAL BASIS. WE DEVELOPED A JIG FOR THE NON-DESTRUCTIVE EQUIPMENT TO EVALUATE CREEP DAMAGE NEAR THE INNER SURFACE OF THE ROTOR BORE. IT WAS CONFIRMED THAT NOISE ENERGY IS A VALID PARAMETER FOR DETECTING CREEP-FATIGUE DAMAGE.
報告書年度
1990
発行年月
1991/05/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
松原 雅昭 |
狛江研究所FBR部材料研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
蒸気タービンロータ | STEAM TURBINE ROTOR |
クリープ損傷 | CREEP DAMAGE |
超音波計測 | ULTRASONIC MEASUREMENT |
減退定数 | ATTENUATION |
ノイズエネルギー | NOISE ENERGY |