電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T90036

タイトル(和文)

半導体レーザーの波長制御技術の開発(その1)-位相共役を用いたスクトル制御工法の提案

タイトル(英文)

FREQUENCY CONTROL OF SEMICONDUCTOR LASER(I)-PROPOSAL OF PHASE-CONJUGATED WAVE LINEWIDTH NARROWING TECHNOLOGY USING

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

原子レーザー法ウラン濃縮への適用を目的とした可視半導体レーザのパルス運転時の線幅を抑圧するために,パルスレーザ光を別の可視半導体レーザに注入し,そこから発生する位相共役光を光帰還する方法を提案した。この方法を実証するための第一段階として,可視AlGaInPレーザからの位相共役光の発生に初めて成功した。位相共役光は帯域2.8GHzで発生し,入射光に対する反射率は最大で約100倍が得られた。この位相共役光の帯域および反射率は,光帰還によりパルス運転可視半導体レーザーの線幅を抑制するのに充分な値である。

概要 (英文)

TO ACHTIVE A NARROW LINEWIDTH FOR A PULSED VISIBLE SEMICONDUCTOR LASER(VSL)FOR ATOMIC VAPOR LASER ISOTOPE SEPARATION,WE PROPOSE AN OPTICAL FEEDBACK SYSTEM USING A PHASE-CONJUGATE WAVE(PCW)FROM ANOTHER VSL. AS THE FIRST STEP IN DEMONSTRATING THE ABOVE-MENTIONED SYSTEM,WE GENERATED A PCW FROM A VISIBLE ALGAINP LASER FOR THE FIEST TIME WITH A BANDWIDTH OF UP TO 2.8 GHZ AND A PEAK PCW REFLECTIVITY OFABOUT 100 TIMES. THE BANDWIDTH AND REFLECTIVITY ARE SUFFICIENTLY BROADAND HIGH TO REDUCE LINEWIDTH THE OF THE PULSED VSL BY OPTICAL FEEDBACK.

報告書年度

1990

発行年月

1991/05/01

報告者

担当氏名所属

藤井 隆

狛江研究所開発部新技術研究室

後藤 直彦

狛江研究所開発部新技術研究室

根本 孝七

狛江研究所開発部新技術研究室

キーワード

和文英文
半導体レーザ SEMICONDUCTOR LASER
位相共役光 PHASE-CONJUGATE WAVE
レーザー法ウラン濃縮 LASER ISOTOPE SEPARATION
線幅抑圧 LINEWIDTH REDUCTION
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