電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T90013
タイトル(和文)
連系システムの制御効果向上のための分散型適応観測器の設計-単一入力・単一出力のサブシステムの場合-
タイトル(英文)
SYNTHESIS OF DECENTRALIZED ADAPTIVE OBSERVERFOR COMPOSITE SYSTEM WITH INTERCONNECTED SISO SUBSYSTEMS
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
電力系統のように,特性の変化をするいくつかの部分系統が連系するシステムでは,変化に応じて制御系を適切に変更すれば,制御効果の向上が期待出来る。このためには各部分系統が,その特性と状態量をオンラインで推定する適応観測器が必要である。本論文では,1入出力サブシステムからなる連系システムを対象に,各サブシステムに分散配置する適応観測器の設計法を提案した。この観測器により,二つのサブシステムが強く連系したシステムの16パラメータを推定し,有効であることを検証した。
概要 (英文)
ADAPTIVE CONTROL IS EXPECTED TO IMPROVE THE CONTROL OF A POWER SYSTEM COMPOSED OF INTERCONNECTED SUBSYSTEMS. TO IMPLEMENT ADAPTIVE CONTROL,ESTIMATION OF THE DYNAMICS AND STATE VARIABLES OF EACH SUBSYSTEM BY MEASURABLE INFORMATION (DECENTRALIZED ADAPTIVE OBSERVER) IS NEEDED. THIS PAPER PROPOSES A DESIGN TECHNIQUE FOR THE OBSERVERS IN EACH SUBSYSTEM. SIMULATION STUDIES DEMONSTRATE THE EFFECTIVENESSOF THE DEVELOPED METHOD.
報告書年度
1990
発行年月
1990/12/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
江口 正義 |
狛江研究所電力システム部系統制御研究室 |
共 |
山田 知雄 |
狛江研究所発電プラント部 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
適応観測器 | ADAPTIVE OBSERVER |
分散システム | DECENTRALIZED SYSTEM |
分散制御 | DECENTRALIZED CONTROL |
一入出力サブシステム | SISO SUBSYSTEM |