電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89072

タイトル(和文)

体内線源の位置標定技術を応用した内部被曝線量評価手法

タイトル(英文)

PRACTICAL METHOD FOR EVALUATING EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT BY INTERNAL EXPOSURE USING A SOURCE-LOCATION TECHNIQUE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

実効線量当量をベースとした内部被曝線量評価手法の確立に資することを目的として,体内放射能分布測定装置の適用性評価を行った。主な結果は,次のとおりである。1)体内放射能分布測定装置によって画像解析することにより,体内の放射線源の位置や体積の違いを,明瞭な画像情報として表示することができた。2)体内線源に対する位置標定の分解能は,点線源でも体積線源でも変わらず,人体における最も悪い条件下でも45mm程度と評価された。3)画像処理機能にある体積推定機能を活用し,線源の体積を精度良く推定する方法を確立した。4)体内放射能分布測定装置の検出感度は,1ALI以下の微量な摂取による臓器内残留放射能を検出でき,実用上十分な感度である。

概要 (英文)

TO ESTABLISH A PRACTICAL METHOD FOR EVALUATING EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT,WE EXAMINED THE PERFORMANCE OF A NEW TYPE OF WHOLE-BODY COUNTER THAT CAN LOCATE INHALED RADIOACTIVE MATERIALS. THE MAJOR RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)THE SOURCE LOCATION AND VOLUME ARE INDICATED ON A CRT BY USING IMAGE PROCESSIG. (2)THE RESOLUTION OF THE NEW COUNTER FOR BOTH POINT AND VOLUME SOURCES IS ESTIMATED AS 45 MM. (3)APRACTICAL METHOD FOR ESTIMATING THE SOURCE VOLUME BY USING IMAGE PROCESSING HAS BEEN ESTABLISHED. (4)THE DETABASE SENSITIVITY OF THE NEW COUNTER IS BETTER THAN THE RESIDUAL RADIOCTOVITY IN ORGANS DUE TO THE ANNUAL UNHALED INTAKE.

報告書年度

1989

発行年月

1990/05/01

報告者

担当氏名所属

石井 敬一郎

狛江研究所原子力部安全管理研究室

服部 隆利

狛江研究所原子力部安全管理研究室

石田 健二

狛江研究所原子力部安全管理研究室

キーワード

和文英文
内部被曝 INTERNAL EXPOSURE
実効線量当量 EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT
ホールボディーカウンター WHOLE-BODY COUNTER
位置標定技術 LOCATION TECHNIQUE
コンピュータ断層撮影技術 COMPUTER TOMOGRAPHY
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry