電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T89028
タイトル(和文)
瀬戸内東部地域における海陸風の生成と構造
タイトル(英文)
STRUCTURES AND MECHANISMS OF LAND-AND-SEA BREEZES AROUND THE EASTERN SETOUCHI AREA
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
水平スケール10数kmから数10kmに及ぶ広域における環境濃度を解析する場合,あらかじめ場の気象特性を明らかにしておくことが望ましい。特に風向,風速の水平分布は環境濃度と密接な関係を持ち,地域によって,ある特定のパタンを生じることが多い。そこでこのような気流パタンを客観的に分類する方法について瀬戸内海東部地域を対象に考察した。特に総観気象場の気圧傾度が弱く,好天の日は平野部では海陸風が発達する。本報告は瀬戸内東部を主な対象として行った通年毎時の流線解析,並びに気流パタン分類の結果を用いてこの地域に卓越する局地風の生成実態を明らかにし,更に,その3次元構造についてもとりまとめた。
概要 (英文)
SOME SPECIFIC STREAM-LINE PATTERNS OCCUR FREQUENTLY OVER SPECIFIC AREAS OWING TO THE TOPOGRAPHY AS WELL AS TO SYNOPTIC-SCALE METEOROLOGICAL CONDITIONS. A METHOD WAS DEVELOPED TO CLASSIFYHOURLY STREAM-LINE PATTERNS FOR A SPECIFIC AREA. SOME LOCAL WIND SYSTEMS PREVAILING IN THE SETOUCHI AREA WERE ANALYSED BY USING THE STREAM-LINE PATTERN CLASSIFICATION.
報告書年度
1989
発行年月
1990/03/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
千秋 鋭夫 |
狛江研究所 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
海陸風 | LAND-AND-SEA BREEZE |
気流パタン | FLOW PATTERN |
環境 | ENVIRONMENT |
気象解析 | METEOROLOGICAL ANALYSIS |
瀬戸内海地域 | SETOUCHI AREA |