電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89018

タイトル(和文)

長半減期核種の乾式群分離技術の開発-プロセス技術評価のための分析法の検討-

タイトル(英文)


概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

再処理で発生する高レベル放射性廃液からTRU元素を分離する乾式プロセスの開発を実施している。プロセスで用いる各技術に関する実験では,生成する酸化物,塩化物及び金属の組成,化学形態や熱特性を調べ,その技術の成立性や最適条件を把握する。実験で用いる分析手法としては原子吸光法,ICP発光分析法,イオンクロマトグラフィー,エネルギー分散X線分析装置付走査型電子顕微鏡,X線回折法及び熱分析法を選択した。本報告では,各プロセス技術を評価するために用いる分析手法について測定手順や測定条件及び精度を検討し,各実験で生成する物の元素の定量や熱特性を測定できる方法を確立した。

概要 (英文)

A DRY PROCESS,INCLUDING A PYROMETALLURGICAL PROCESS FOR SEPARATING TRANSURANIC ELEMENTS (TRUS) IN HIGH-LEVEL RADIOACTIVE WASTES (HLW) FROM PUREX-TYPE REPROCESSING,IS UNDER DEVELOPMENT. TECHNICAL DATA FROM BASIC DEVELOPMENT EXPERIMENTS ARE CONCERNED WITH THECOMPOSITION,CHEMICAL STATE AND PHASE TRANSITION OF OXIDES,CHLORIDES AND METALS. THE APPLICABILITY OF THE DRY PROCESS IS DISCUSSED ON THE BASIS OF THESE DATA WHICH WERE OBTAINED USING ATOMIC-ABSORPTION SPECTROMETRY,INDUCTIVELY-COUPLED-PLASMA ATOMIC EMISSION SPECTROMETRY,ION CHROMOTOGRAPHY,SCANNING-ELECTRON MICROSCOPY WITH ENERGY-DISPERSIVE X-RAY SPECTROMETRY,X-RAY DIFFRACTION AND THERM ANALYSIS. EACH ANALYTICAL DEVICE IS DISCUSSED WITH RESPECT TO THE OPERATING CONDITIONS,DETECTION LIMITS AND ACCURACY FOR DETERMINING THE COMPOSITION AND THERMAL PROPERTIES OF THE PRODUCTS OF EACH EXPERIMENT.

報告書年度

1989

発行年月

1989/12/01

報告者

担当氏名所属

日下部 武

狛江研究所長寿命放射能消滅特別研究室

松本 俊一

狛江研究所長寿命放射能消滅特別研究室

坂田 昌弘

狛江研究所長寿命放射能消滅特別研究室

宮代 一

狛江研究所長寿命放射能消滅特別研究室

キーワード

和文英文
長半減期核種 LONG-LIVED NUCLIDES
乾式群分離 PYROMETALLURGICAL PARTITIONING
分析法 ANALYTICAL METHODS
定量分析 QUANTITATIVE ANALYSIS
超ウラン元素 TRANSURANIC ELEMENTS
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