電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T89008

タイトル(和文)

ナトリウム浸漬によるセラミックスの耐食性・強度特性の実験的検討

タイトル(英文)

EXPERIMENTAL INVESTIGATION ON THE CORROSION AND BENDING STRENGTH OF CERAMICS FOR FBR INSTRUMENTS IN HIGH=TEMPERATURE SODIUM.

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高速増殖炉(FBR)のナトリウム循環システムにセラミックス製機器を適用する場合,セラミックスとナトリウムとの共存性が重要となる。その基礎的知見を得るため,500℃で最長1000時間までのナトリウム浸漬試験を行った。供試材は常圧焼結のセラミックス(アルミナ,窒化珪素,炭化珪素,窒化アルミ,ジルコニア)である。その結果,いずれのセラミックスもナトリウムに対する耐食性および強度の変化は認められず,良好な特性を有することが確認された。

概要 (英文)

THE COMPATIBILITY BETWEEN CERAMICS AND SODIUM IS VERY IMPORTANT FOR INSTRUMENTS IN THE SODIUM-LOOP OF FBRS. TO OBTAIN BASIC DATA,SODIUM-IMMERSION TESTS WERE CONDUCTED AT 500 DEGREE FOR UP TO 1000 HOURS ON AL2O3,SI3N4,SIC,AIN AND ZRO2 SAMPLES WHICH WERE ALL MADE BY SINTERING AT NORMAL PRESSURE. THERE WAS ALMOST NO CHANGE IN BOTH THE CORROSION AND BENDING STRENGTH FOR ALL THE CERAMICS AND GOOD COMPATIBILITY WAS CONFIRMED UNDER OUR TEST CONDITIONS.

報告書年度

1989

発行年月

1989/10/01

報告者

担当氏名所属

岩田 宇一

狛江研究所発電プラント部機械研究室

キーワード

和文英文
セラミックス CERAMICS
浸漬試験 IMMERSION TEST
ナトリウム SODIUM
コロージョン CORROSION
曲げ強度 BENDING STRENGTH
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