電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88100

タイトル(和文)

耐汚損設計の合理化-がいし連結長短縮の検討

タイトル(英文)

TEMPORARY AC OVERVOLTAGE FLASHOVER CHARACTERISTICS OF CONTAMINATED INDUSLATORS AND ITS APPLICATION TO TRANSMISSION LINE INSULATION DESIGN

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は汚損がいしの短時間交流過電圧耐電圧特性をとりまとめ,送電線がいし個数低減の検討を行ったものである。主な結果は次の通りである。(1)汚損がいしの短時間過電圧に対するフラッシオーバまでの時間は過電圧か大きくなると短かくなり,懸垂形がいしの場合,最小特性はがいし種類,汚損度によらずほぼ一定となる。(2)長幹がいし,ブッシングについても軽汚損範囲で検討を行い,懸垂形がいしとほぼ同様の結果を得た。(3)これらの結果を用いて,交流過電圧の継続時間が0.1秒以内であれば,現行の耐汚損設計手法に比べて,がいし長を約10%短縮できることを示した。(4)がいし短縮が適用可能な範囲を耐雷設計などの面より検討し,中汚損地区以上でこれらが適用できる

概要 (英文)

TEMPORARY AC OVERVOLTAGE FLASHOVER TESTS OF ARTIFICIOLLY COMTAMINATED INSULATORS WERE CARRIED OUT AT THE UHV FOG LABORATORY. THE RELATIONSHIP BETWEEN TIME TO FLASHOVER AND AC OVERVOLTAGE,THE EFFECT OF SALT DEPOSIT DENSITY ON FLASHOVER TIME WERE INVESTIGATEDWITH SUSPENSION INSULATORS,LONG-ROD INSULATORS AND BUSHING SHELLS. THERESULTS SHOW THAT INSULATOR LENGTH CAN BE MADE ABOUT 10% SHORTAR THAN THAT BY CONVENTIONAL ANTI-COMTAMINATION DESIGN,WHEN THE DURATION OF TEMPORARY OVERVOLTAGS IS LESS THAN 0.1 SECOND.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

今野 良雄

狛江研究所送変電部絶縁研究室

高須 和彦

狛江研究所送変電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
がいし INSULATOR
汚損 SALT CONTAMINATION
霧中試験 FOG WITHSTAND TEST
交流過電圧 TEMPORARY AC OVERVOLTAGE
耐汚損設計 ANTI-COMTAMINATION DESIGN
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