電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88096

タイトル(和文)

定常イオン流場発生装置の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT OF A FACILITY TO PRODUCE STOADY STATE ION FLOW FIELD

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

コロナ放電を用いた定常イオン流場発生装置(風洞)を開発し,その基礎特性を明らかにするとともに気中イオン密度測定器(イオン計)の校正法の検討を行った。主な結果は以下の通りである。1.イオン源の印加電圧特性は電圧がコロナ開始電界よりも充分に高くなると風洞風速に応じて時間的に一定なイオン密度を与えるイオン計の精度の検討にふさわしいイオン源である。2.このイオン源を用いて4台の吸引式イオン計の校正を行ったところ,3台のイオン計の流量の仕様値が真値と異なることが判明した。

概要 (英文)

A FACILITY TO PRODUCE STEADY STATE ION FLOW FIELD(A WIND TUNNEL TO PRODUCE UNIFORM SPACE CHARGE)WAS DEVELOPED FOR CARIBULATION OF AN ASPIRATOR-TYPE ION COUNTER. BASIC CHARACTERISTICS OF THIS FACILITY AND CARIBULATION METHOD WERE EXAMINED. MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS. 1.THIS FACILITY IS SUITABLE FOR THE INVESTIGATION OF ACCURACIES OF ION COUNTERS DECAUSE IT CAN SUPPLY CONSTANT ION DENSITY DURING THE MEASUREMENT. 2.THE CARIBURATION OF THREE KINDS OF ION COUNTERS USINGTHIS FACILITY SHOWED THAT THE FLOW RATE SPECIFICATIONS OF THESE CAUNTERS WERE WRONG.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

須田 知孝

狛江研究所送変電部放電研究室

キーワード

和文英文
イオン線 ION SOURCE
イオン計 ION COUNTER
精度 ACCURACY
直流送電線 HVDC TRANSMISSION LINE
コロナ放電 CORONA DISCHARGE
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