電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88093

タイトル(和文)

オンライン外部系統推定による脱調防止制御-自律分散型の制御の基本論理の開発-

タイトル(英文)

STEP-OUT PREVENTION CONTROL THROUGH ON-LINE ESTIMATION OF EXTERNAL SYSTEM-DEVELOPMENT OF FUNDAMENTAL LOGIC-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力系統の大規模停電事故を防止するためには,適切な緊急時制御方式が必要である。この方式のひとつとして,既に,動揺中の2時点間の個々の発電機端でのオンライン情報から,その発電機からみた外部系統を推定し,これを用いて脱調予測を行う論理を開発し,単純系統モデルにおいて検証した。ここでは,この脱調予測論理を拡張し,脱調が予測される場合に系統を安定化するのに必要な電源制限量を推定する脱調防止制御論理を開発した。開発論理を,単純系統モデルならびに多機電源系統モデルに適用してその検証を行った結果,推定電制量と実際に必要となる電制量はほぼ一致し,論理の妥当性が検証された。

概要 (英文)

TO PREVENT A LARGE-SCALE BLACK OUT OF A POWER SYSTEM,PROPER EMERGENCY CONTROL SYSTEMS SHOULD BE INSTALLED. AS ONE LOGIC OF THESE SYSTEMS,THE AUTHORS HAD ALREADY DEVELOPED THE STEP-OUT PREDICTION LOGIC BY ESTIMATING THE EXTERNAL POWER SYSTEM FROM EACH GENERATOR THROUGH THE ON-LINE DATA AT TWO TIME POINTS DURING POWER SYSTEM DISTURBANCE. WE HAVE DEVELOPED THE STEP-OUT PREVENTION LOGIC BY GENERATIONSHEDDING THROUGH EXPANDING THE ABOVE LOGIC,WHICH LOGIC ESTIMATES THE AMOUNT OF SHEDDING. THE DEVELOPED LOGIC WAS VERIFIED ON A SIMPLE AND A MULTIMACHINE POWER SYSTEM MODELS BY COMPARING THE GENERATION SHEDDING AMOUNT BETWEEN ESTIMATED AND NECESSRY AMOUNT.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

谷口 治人

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

棚田 一也

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

キーワード

和文英文
脱調予測 STEG-OUT PREDICTION
系統推定 SYSTEM ESTIMATION
脱調防止 STEP-OUT PREVENTION
電源制限 GENERATION SHODDING
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