電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88080

タイトル(和文)

確率論的破壊力学の適用による原子力機器の信頼性評価の検討

タイトル(英文)

AN APPLICATION STUDY OF METHODOLOGIES OF PROBOBILISTIC FRACTURE MECHANICS AIMED AT RELIABILITY ASSESSMENT OF NUCLEAR COMPONENTS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

き裂の発生と進展を確率事象として捉える確率論的破壊力学の手法は機器の持つ安全裕度を破損確率の観点から定量的に評価し得るため,設計の合理化,安全性評価あるいは余寿命評価等,様々な利用方法が期待される。こうした研究,適用の試みは主に欧米諸国で盛んに行われているが,統計的に十分とは言えないデータをもとにして解析モデルおよび入力データを設定する必要があるため,その評価手法の中には経験的,工学的色彩が残る。本研究では,このような特色を持つ確率論的破壊力学の手法をわが国の原子力機器評価に適用するために再構築することを目的として,解析で使用する解析モデルおよび入力データの設定方法に関する検討,さらにその検討結果に基づきPWR原子炉配管および圧力容器の信頼性解析を実施した。本報告はこれら解析の準備から実施までの道筋を示し,これまでの研究成果のまとめとするも

概要 (英文)

PROBABILISTIC FRACTURE MECHANICS ARE EXPECTED TO BE APPLIED TO THE DESIGN RATIONALIZATION AND LIFE EXTENSION OF NUCLEAR COMPONENTS. IN ORDER TO BE ABLE TO USE SUCH AN APPROACH IN MAKING RELIABILITY ASSESSMENTS OF JAPANESE NUCLEAR POWER PLANTS,CRIEPI HAS BEGUN EFFORTS TO RECONSTRUCT THE METHOD,OVERVIEWING MODELING AND DATA-DEFINITION METHODOLOGIES USED BY REPRESENTATIVE INVESTIGATORS IN VARIOUS INDUSTRIAL FIELDS. THIS REPORT PRESENTS THE RESULTS OF THIS OVERVIEWS. EXAMPLES OF NUMERICAL,RELIABILITY ANALYSIS OF PWR PLANT PIPING AND PRESSURE VESSELS ARE ALSO PRESENTED. ANALYSIS RESULTS ARE IN THE EXTREMELY LOW RANGES OF FAILURE PROBABILITY.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

藤岡 照高

狛江研究所原子力部材料研究室

鹿島 光一

狛江研究所原子力部材料研究室

高橋 由紀夫

狛江研究所原子力部材料研究室

キーワード

和文英文
信頼性 RELIABILITY
破壊力学 FRACTURE MECHANICS
原子炉配管 NUCLEAR PIPING
圧力容器 PRESSURE VESSEL
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