電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88078

タイトル(和文)

超音波法による蒸気タービンロータ材のクリープ疲労損傷検出基本方式の開発

タイトル(英文)

DEVELOPMENT ULTRASONIC WAVE MEASUREMENT METHOD FOR DETECTING CREEP-FATIGUE DAMAGE OF ROTOR STEEL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は経年火力発電設備の高温高圧機器部材の余寿命評価を可能とする総合的余寿命評価システムの構築を目的とした超音波法によるクリープ疲労損傷検出の検討結果について述べたものである。得られた結果は以下の通りである。1)文献調査の結果から超音波法の有効性が明らかとなった。2)超音波波形計測を高精度化するシステムを開発した。3)ロータ材ではクリープ疲労損傷と減衰定数との間に対応関係があることが明らかとなった。4)ロータ材についてクリープ損傷の進行に伴なう減衰定数の変化を予測する理論的評価手法を開発した。5)超音波法によって局部損傷検出を可能とする減衰定数の評価法を考案し,検討を行なった。

概要 (英文)

THE DETECTION OF CREEP-FATIGUE DAMAGE DETECTION BY MEANS OF ULTRASONIC WAVE MEASUREMENT WAS INVESTIGATED. THE FOLLOWING POINTS WERE MADE CLEAR: 1)ULTRASONIC WAVE MEASUREMENTS CAN BE USEDTO DETECT CREEP-FATIGUE DAMAGE. 2)ATTENUATION MEASUREMENT CAN BE USED TO DETECT CREEP-FATIGUE DAMAGE IN ROTOR STEEL. 3)THE RELATIONSHIP BETWEEN CREEP DAMAGE AND ATTENUATION OR VELOCITY WAS THEORE TICALLY STUDIED.4)A MEASUREMENT SYSTEM AND A NEW ATTENUATION EVALUATION METHOD WERE DEVELOPED FOR HIGH PRECISION MEASUREMENT OF ULTRASONIC PARAMETERS.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

松原 雅昭

狛江研究所原子力部材料研究室

新田 明人

狛江研究所原子力部材料研究室

キーワード

和文英文
超音波法 ULTRA-SONIC WAVE MEASUREMENT
クリープ疲労損傷 CREEP-FATIGUE DAMAGE
非破壊評価 NON-DESTRUCTIVE EVALUATION
寿命延伸 LIFE EXTENSION
火力発電所 FOSSIL FUEL PLANT
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