電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88076

タイトル(和文)

配電自動化システムに適応する欠相検出方式の検討-系統各部の電気的様相の解析-

タイトル(英文)

AN INVESTIGATION OF AN OPEN-CONDUCTOR DETECTING METHOD APPLICABLE TO AN DISTRIBUTION AUTOMATION SYSTEM-ANALYSIS OF ELECTRICAL PHRNOMENA-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高圧配電線の欠相故障を検出することは重要な課題であるが,いまだに有効な検出方式は確立されていない。ところで,将来は変電所端だけでなく,系統各部の電気的情報を得ることができるようになる。そこで,他地点の情報を利用した欠相検出方法を検討するための参考資料とするために,欠相発生時の電気的現象を,電源端だけでなく中間点や末端についても分析した。検討では,EMTPを用いたシミュレーションなどにより負荷の種類や容量などが様々に異なる場合について解明するとともに,赤城試験センターでの実験による検証を行った。

概要 (英文)

IT IS VERY IMPORTANT TO DETECT A OPEN-CONDUCTOR FAULT ON HIGH VOLTAGE DISTRIBUTION LINES,BUT AN EFFECTIVE METHOD HAS NOT YET DEVELOPED. IT WILL BECOME POSSIBLE IN THE FUTURE TO GET ELECTRICAL INFORMATION MEASURED NOT ONLY AT THE SUBSTATION BUT ALSO AT MANY POINTS ALONG THE DISTRIBUTION LINES. THEN IN ORDER TO INVESTIGATE A METHOD TO DETECT OPEN-CONDUCTOR FAULTS BY USING ELECTRICAL INFORMATION AT MANY POINTS ON THE DISTRIBUTION LINES,ELECTRICAL PHENOMENA NOT ONLY AT THE SUBSTATION BUT AT THE MIDDLE POINT AND THE END POINT OF THE LINE ARE ANALYSED. THE ANALYSIS IS MADE BY USING EMTP,ETC FOR VARIOUS CASES INWHICH KINDS AND CAPACITIES OF LOADS ARE DIFFERENT,AND THE RESULTS ARE VERIFIED BY EXPERIMENTS AT THE AKAGI TESTING CENTER.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

雪平 謙二

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

岡村 幸壽

狛江研究所開発部電気利用技術研究室

吉原 裕幸

中部電力株式会社

キーワード

和文英文
誘導電動機 INDUCTION MOTOR
断線 OPEN CONDUCTOR
配電線 DISTRIBUTION LINE
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