電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88073

タイトル(和文)

電波センシング技術による電力設備の故障検出

タイトル(英文)

A STADY ON DETECTION METHOD FOR TROUBLES AT ELETRIC POWER EQUIPMENTS MAKING USE OF ELECTROMAGNETIC WAVE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力設備の故障に伴って発生する電磁波を検出する,いわゆる電波センシング技術を用いた故障診断手法について検討した。主たる結果を以下に記す。1GISでの模擬故障に伴う電磁波の検出は比較的容易にできる。2GISでの模擬故障による放電形態の差異は特定が困難である。3送電線からのコロナ放電は周波数特性から特定できる可能性がある。4複数周波数のレベル監視による故障診断方法を提案し,GISでの連続課通電試験結果から,その有効性を確認した。また,故障検出率の向上には測定器の高速度化あるいは,帯域通過型フィルタの並列観測が有効と考えられる。

概要 (英文)

A STUDY FOR TROUBLE DETECTION ABOUT ELECTRICPOWER EQUIPMENTS WERE EXAMINED. MAKING USE OF ELECTROMAGNETIC WAVE SENSING TECHNIQUE, IS USEFUL TO DETECT SOME TROUBLES AT ELECTRIC POWER EQUIPMENTS. MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS. 1.ELECTROMAGNETIC WAVE FROM SOMETROUBLES AT GIS(GAS INSULATED SWITCH-GEAR)WOULD BE EASILY DETECTED. 2.THERE ARE MUCH DIFFICULTIES INSPECIFGING THE KIND OF DISCHARGEAT TROUBLE IN A GIS SYSTEM. 3.CORONA DISCHARGE FROM A TRANSMISSION LINE HAS CLEAR CHARACTERISTICS,SO IT CAN BE SELECTED EASILY. 4.A METHOD TO DETECT A TROUBLE USING MULTIE FREQUENCIES WAS PROPOSED,AND THE VALIALITY WAS CONFIRMED THROUGH THE TEST.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

富田 誠悦

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

キーワード

和文英文
電力設備診断 SENSING OF TROUBLED EQUIPMENTS
故障検出 TROUBLE DETECTION
非接触型センサ NON-CONTACTIVE SENSOR
部分放電 PARTIAL DISCHARGES
電波センシング MAKING USE OF ELECTROMAGNETICS
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