電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88056

タイトル(和文)

高温ガスタービン翼水冷却技術-二重管冷却構造の非定常伝熱特性と流動特性-

タイトル(英文)

WATER-COOLING TECHNIQUE OF HIGH TEMPERATURE GAS TURBINE BLADE -CHARACTERISTICS OF CHANNEL FLOW AND TEMPERATURE FLUCTUATION OF BLADE-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

実環境を模擬した条件により水冷却動翼の非定常伝熱特性実験,および動翼二重管構造内の流動特性実験を行った。その結果,以下のことが明らかとなった。(1)冷却孔を二重管構造とすることにより,動翼の温度変動および回転振動の原因となる冷却水の温度変動を押さえることができる。(2)水冷却動翼の冷却効率は,供給冷却水量にかかわらずほぼ一定となる。(3)垂直軸周りに回転する二重円管の管摩擦係数,および180°反転する流れの部分の損失係数を実験により明らかにした。

概要 (英文)

THIS REPORT PRESENTS THE RESULTS OF EXPERIMENS ON A WATER COOLED-TURBINE BLADE,THE BLADE WAS OPERATED UNDER NON-STEADY STATE CONDITIONS,AND THE FLOW RESISTANCE WAS OBTAINED EXPERIMENTALLY. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS: (1)TEMPERATURE FLUCTUATIONS OF THE BLADE AND COOLING WATER CAN BE RESTRAINED BY USING CONCENTRIC-TUBE COOLING HOLES. (2)THE COOLING EFFECTIVENESS OF THE BLADE IS NEARLY CONSTANT,AND IS INDEPENDENT OF THE COOLING WATER FLOW RATE. (3)FRICTION LOSS OFTHE ROTATING CONCENTRIC TUBE,AND THE LOSS OF HEAD WHEN TURNOVER IS IN THE REGION OF 180DEGREE ,WERE CLARIFIED.

報告書年度

1988

発行年月

1989/05/01

報告者

担当氏名所属

佐久間 俊雄

狛江研究所発電プラント部機械研究室

田代 久夫

狛江研究所発電プラント部機械研究室

キーワード

和文英文
水冷却動翼 WATER COOLED TURBINE BLADE
冷却構造 COOLING CHANNEL
同心二重円管 CONCENTRIC TUBES
非定常特性 UNSTEADY-STATE OPERATION
損失抵抗 FLOW RESISTANCE
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