電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88039

タイトル(和文)

変電所構内事故探査システム-光応用多点センサシステムの検討-

タイトル(英文)

ELECTRICAL SUBSTATION YARD FAULT LOCATION SYSTEM -A STUDY OF OPTICAL MULTIPOINT SENSING SYSTEM-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年,系統事故に対する早期復旧が求められており,特に変電所構内の母線事故に対してはその後の迅速な系統復旧のために,事故点の位置を正確に検出することが必要となっている。本報告では変電所構内の事故点を検出するためのセンサおよび多数のセンサを組み合わせる上での効率的なシステム構成について検討し,以下の結果を得た。(1)事故探査用センサとして光応用電流センサが有効である。(2)効率的な多地点計測の方法として光ファイバ応用多点計測システムと構内ネットワークシステムがあり,特徴比較を行った。(3)光ファイバ応用多点計測システムにおいて同期サンプリングを実現するための帰路遅延用光ファイバの構成を提案し,光センサの接続可能な分岐数を検討した。(4)短絡・地絡電流を計測するため,1つのセンサ素子内に光路長の異なる2つの光路を形成する2重定格型の光応用電流センサの構成について提案した。

概要 (英文)

FOR EARLY RESTORATION OF FAILURE OF POWER SYSTEM,THE LOCATION OF THE FAULT POINT IS NEEDED. THIS REPORT DEELS WITH A SENSOR DEVICE TO DETECT A FAULT POINT IN A SUBSTATION AND A EFFECTIVEMULTIPOINT SENSENSING SYSTEM. MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS. (1)THE SENSOR POERFORMANCE REQUIRED FOR THE FAULT LOCATION AND PROBLEMS ON APPLYING AN OPTICAL SENSOR ARE SHOWN. (2)THE OPTICAL FIBER MULTIPOINT SENSING SYSTEM AND THE LOCAL AREA NETWORK SYSTEM IS DESIGNED. (3)THE DELAYING RETURN OPTICAL FIBER FOR SIMULTANEOUS SAMPLING BY THE OPTICAL MULTIPOINTSENSING SYSTEM IS PROPOSED,AND THE POSIBLE NUMBER OF COUPLING SENSORS IS SHOWN. (4)THE NEW TYPE OF SENSOR WITH TWO RANGES FOR BOTH SHORT CIRCUIT CURRENT AND GROUND FAULT CURRENT IS PROPOSED.

報告書年度

1988

発行年月

1989/03/01

報告者

担当氏名所属

黒野 正裕

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

亀田 秀之

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

坪井 昭

狛江研究所電力システム部

キーワード

和文英文
変電所 ELECTRICAL SUBSTATION
事故探査 FAULT LOCATION
光応用センサ OPTICAL SENSOR
光フアイバ OPTICAL FIBER
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