電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T88035

タイトル(和文)

二重タンク型FBRにおけるナトリウム-水反応時の圧力挙動(その3)-ピストンモーションによる圧力挙動に関する基礎的検討-

タイトル(英文)

A FUNDAMENTAL STUDY ON SODIUM-WATER REACTIONIN THE DOUBLE POOL LMFBR(3)-PRESSURE RISE CAUSED BY PISTON MITION IN THE SECONDARY VESSEL-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

二重タンク型炉の2次容器内円環状プレナムにおいてナトリウム-水反応事故が生じた時のピストンモーションによる圧力上昇特性を明らかにする目的で実験および解析を行った。これより,ピストンモーション圧がプレナムの水位およびガス放出量に依存するとともに,環状方向に空間分布を持つことなど,1次容器健全性評価に重要であることが明らかになった。さらに,圧力上昇値の評価に円環状プレナムを1次元モデル化した解析モデルが適用し得る見通しを得た。

概要 (英文)

BASIC TESTS WERE CONDUCTED IN ORDER TO EVALUATE THE PRESURE RISE CAUSED BY THE MOTION OF FLUID DUE TO A LARGE SODIUM-WATER REACTION IN THE DOUBLE POOL LMFBR. THE TEST SECTION SIMULATED THE ANNULAR PLENUM FORMED BETWEEN THE PRIMARY AND SECONDARY VESSELS,USING A SIMULATED GAS-INJECTION METHOD. THE RESULTS REVEALED THAT THE PRESSURE RISE INCREASES WITH THE GAS-INJECTION RATE AND THE FLUID LEVEL. THEOBSERVED PRESSURE HISTORY AGREED FAIRLY WELL WITH THE RESULTS OF THE ONE-DIMENSIONAL MODEL ANALYSIS.

報告書年度

1988

発行年月

1989/03/01

報告者

担当氏名所属

魚谷 正樹

狛江研究所原子力部材料研究室

熊谷 博道

狛江研究所原子力部材料研究室

西 義久

狛江研究所原子力部材料研究室

キーワード

和文英文
二重タンク型炉 DOUBLE POOL LMFBR
ナトリウム-水反応 SODIUM-WATER REACTION
ピストンモーション PISTON MOTION
1次元モデル ONE-DIMENSUONAL MODEL
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