電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T88014
タイトル(和文)
超音波法によるクリープ損傷検出の理論的検討
タイトル(英文)
THEARETICAL STUDY ON CREEP DAMAGE DETECTION BY ULTRA-SONIC WAVE MEASUREMENT
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
本報告は前報で示唆された超音波法によるクリープ疲労損傷検出の可能性を踏まえて行った超音波法によるクリープ損傷検出の理論的検討結果について述べたものである。前報に引き続いて行った文献調査の結果より,超音波法の有効性に鑑みクリープ疲労損傷,その中でも特にクリープ損傷検出に対する適用研究が積極的に行なわれていることが明らかとなった。但し,他の研究機関ではロータ材に対する適用事例はなかった。クリープキャビティ成長モデル等を用いてクリープ損傷進行に伴う超音波減衰率・速度を理論的に予測する手法を開発した。本手法によりクリープ損傷進行に伴う超音波諸量の変化を概略把握することが可能となった。また,ロータ材のクリープ損傷検出には減衰率の方が速度よりも適切なパラメータであることが理論的に裏付けられた。
概要 (英文)
THE PRESENT REPORT DESCRIBES A THEORETICAL STUDY ON THE APPLICATION OF ULTRA-SANIC WAVE MEASUREMENT TO CREEP DAMAGEDETECTION OF A ROTOR MATERIAL. FROM REFERENCE SURVEYS,IT WAS CLEAR THAT THERE ARE MANY STUDIES ON APPLICATIONS OF THE ULTRA-SONIC METHOD TO CREEP DAMAGE DETECTION IN CONSIDERATION OF EFFECTIVENESS OF THE METHOD. THE AUTHOR DEVELOPED A THEORETICAL EVALUATION METHOD OF CHANGE IN ULTRA-SONIC WAVE ATTENUATION AND VELOCITY WITH PROGRESS IN CREEP DAMAGE BY USING A CREEP CAVITY GROWTH MODEL AND SO ON.
報告書年度
1988
発行年月
1988/12/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
松原 雅昭 |
狛江研究所原子力部材料研究室 |
共 |
新田 明人 |
狛江研究所原子力部材料研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
超音波法 | ULTRA-SONIC WAVE MEASUREMENT |
クリープ損傷 | CREEP DAMAGE |
非破壊評価 | NON-DESTRUCTIVE EVALUATION |
寿命延伸 | LIFE EXTENSION |
余寿命評価 | REMNANT LIFE EVALUATION |