電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87108

タイトル(和文)

ガスタービン用接触燃焼器の概念設計

タイトル(英文)

CONCEPT DESIGN OF A CATALYTIC COMBUSTOR FOR GAS TURBINES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

近年,NOx低減技術の一つとして期待される接触燃焼技術のLNG複合発電システム・ガスタービン燃焼器への適用を目標とした研究開発が国内外で進められている。本報告は,当所で開発した解媒と予混合器とを用いた接触燃焼器の概念設計を行い,その概要についてまとめたものである。主な結果はつぎの通りである。■接触燃焼器は逆流アニュラー型プリバーナ,ベンチュリー方式予混合器,解媒層およびアフターバーナーで構成した。その概略寸法は480■φ×820■Lであり,通常のガスタービン燃焼器と同程度である。■着火からガスタービンの定格負荷まで,接触燃焼器の運転・制御が可能である。接触燃焼器の概略性能については,1)燃焼効率は99.8%以上,2)NOX濃度は10ppm程度,3)全圧力損失は5%程度,と高性能が期待でき,この接触燃焼器のガスタービンへの適用が可能である見通しを得た。

概要 (英文)

RECENTLY,R&D ON CATALYTIC COMBUSTION WAS CONDUCTED CONCERNING THE CONTROL OF NOX LEVELS IN LNG GAS TURBINE SYSTEMS,THIS PAPER DESCRIBES THE CONCEPT DESIGN OF A CATALYTIC COMBUSTOR FOR HIGH TEMPERATURES GAS TURBINE SYSTEMS,THE RESULTS ARE SUMMERIZED AS FOLLOWS. (1)THE DESIGNED CATALYTIC COMBUSTOR OF A ANNULAR PREBURMER,A VENTRIFUEL/AIR MIXER,A CATALYST AND AN AFTERBURNER,THE COMBUSTOR IS 480MM INDIAMETER AND 820MM IN LENGTH,CORRESPONDING TO CONVENTIONAL COMBUSTORS.(2)EXCELLENT PERFORMANCE IS EXPECTED UNDER VARIOUS OPERATING CONDITIONS AS FOLLOWS:1)COMBUSTION EFFICIENCY IS OVER 99.8%,2)NOX EMISSIONS ARE ABOUT 10PPM,3)INTEGRATED PRESSURE DROP IS APPROXIMATELY 5%.

報告書年度

1987

発行年月

1988/08/01

報告者

担当氏名所属

福沢 久

狛江研究所開発部新技術研究室

小沢 靖

石炭ガス化複合発電プロジェクトチーム

キーワード

和文英文
低NOx燃焼 LOW NOX COMBUSTION
接触燃焼器 CATALYTIC COMBUSTOR
解媒 CATALYST
概念設計 CONCEPT DESIGN
ガスタービン GAS TURBINE
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