電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87089

タイトル(和文)

送電線雷事故率予測計算法

タイトル(英文)

A METHOD FOR ESTIMATING LIGHTNING OUTAGE RATES OF TRANSMISSION LINES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は,送電線雷事故率予測計算法,夏季雷および冬季雷への適用法,予測計算に影響を及ぼす諸要因の感度解析,各種耐雷施策の効果について述べたものである。(1)事故率予測法は,しゃへい失敗に対してはArmstrong-Whiteheadの理論を,逆フラッシオーバに対しては鉄塔電位上昇法を基に作られている。(2)夏季雷および冬季雷に適用するための推奨計算条件を示した。(3)事故率予測に影響を与える要因の感度解析を行い,重要な要因を定量的に明らかにした。(4)接地抵抗の低減,しゃへい角の減少,アークホーン間隔の拡大,架空地線の3条化,下部しゃへい線の設置,不平衡絶縁方式の採用等の耐雷強化策の効果を比較検討した。

概要 (英文)

THIS REPORT DEALS WITH THE FOLLOWING: (1)A METHOD FOR ESTIMATING LIGHTNING OUTAGE RETES OF TRANSMISSION LINES, (2)HOW TO APPLY THE METHOD TO SUMMER THUNDERSTORMS OR WINTER THUNDERSTORMS,(3)THE SENSITIVITY ANALYSIS FOR VARIOUS FACTORS AFFECTING THE CALCULATION, (4)REDUCTION OF TOWER FOOTING RESISTANCE,DECREASE OF SHIELDING ANGLE,INCREASE OF SEPARATION BETWEEN ARCING HORNS,EQUIPMENT OF 3 GROUND WIRES,EQUIPMENT OF SHIELD WIRES UNDER POWER LINES AND ADOPTION OF UNBALANCED INSULATION SYSTEM THE EFFECT OF SOME COUNTER MEASURES TO REDUCE LIGHTNING OUTAGES OF TRANSMISSION LINES.

報告書年度

1987

発行年月

1988/09/01

報告者

担当氏名所属

井上 敦之

狛江研究所送変電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
LIGHTNING
送電線 TRANSMISSION LINE
雷事故 LIGHTNING OUTAGE
しゃへい失敗 BACKFLASHOVER
逆フラッシオーバ SHIELDING FAILURE
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