電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T87070
タイトル(和文)
内部被ばくに対する実効線量当量評価法の開発-体内放射能分布評価手法-
タイトル(英文)
A NEW EVALUATION METHOD OF EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT FOR INTERNAL EXPOSURE
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
国際放射線防護委員会では,Pub30において,内部被ばくが生じた時の実効線量当量を計算する新しいモデルを報告した。このモデルに従う計算コードの開発を,本研究では行った。しかし,同コードを実行するためには,放射性物質の体内挙動に影響を及ぼす,化学形,粒子サイズおよび体内に摂取された総量を知る必要がある。これらの諸量は,体内放射能の分布状況から類推できることがわかっており,本研究においては医療診断用に開発されたコンピュータ断層撮影技術を応用し,身体の外部において測定した放射線強度の空間分布を解析に使用し,体内に沈着した放射能の分布画像を再構成する「体内放射能分布測定装置」を開発した。
概要 (英文)
THE ICRP HAS PROPOSED A NEW MODEL FOR CALCULATING THE EFFECTIVE DOSE EQUIVALENT FOR INTERNAL EXPOSURE IN PUBLICATION 30. IN THIS PAPER,WE DEVELOPED A CALCULATION CODE FOR THE EFFECTIVE DOSE EQUIVATENT. TO USE THE CODE,IT IS NECESSARY TO KNOW THE CHEMICAL FORM, THE SIZE DISTRIBUTION AND THE AMOUNT OF INHOLED RADIOACTIVE NUCLIDES. THESE PARAMETERS CAN BE PRESICTED IF THE INTERNAL RADIOACTIVITY DISTRIBUTION DIRECTLY FROM OUT-SIDE THE BODY. FROM THIS VIEWPOINT,WE HAVE DEVELOPED A NEW TYPE OF WHOLE BODY COUNTER USING THE EMISSION COMPUTED TOMOGRAPHY TECHNIQUE.
報告書年度
1987
発行年月
1988/09/01
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
石田 健二 |
狛江研究所原子力部安全管理研究室 |
共 |
石井 敬一郎 |
狛江研究所原子力部安全管理研究室 |
共 |
服部 隆利 |
狛江研究所原子力部安全管理研究室 |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
内部被ばく | INTERNAL EXPOSURE |
実効線量当量 | EFFECTIVE DOSE EQUIVELENT |
預託線量当量 | COMMITTED DOSE EQUIVALENT |
体内放射能 | INTERNAL RADIACTIVITY |
コンピュータ断層撮影技術 | COMPUTED TOMOGRAPHY |