電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87063

タイトル(和文)

冬季雷の雷しゃへいに対する実験的検討(その3)-直流電圧を用いたモデル実験による雷しゃへい特性の検討-

タイトル(英文)

AN EXPERIMENTAL STUDY OF SHIELDING AGAINST LIGHTNING IN WINTER SEASON(PART 3)

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

本報告は直流電圧または直流重畳雷インパルス電圧により,冬季雷に対する一様雷雲下を想定した雷しゃへいモデル実験を行い,先に報告したインパルス電圧単独によるしゃへい特性と比較,検討した結果をとりまとめたものである。主な結果は次の通りである。1)直流重量雷インパルス電圧印加の場合,避雷塔モデルによるしゃへい特性は,インパルス単独の場合と大差ないことが分かった。2)ギャップ間の定常的なイオン流の有無は,しゃへい特性にほとんど無関係である。3)直流電圧印加時の放電現象や残留イオン効果などについて,興味ある結果が得られた。

概要 (英文)

THIS PAPER DEALS FLASHOVER TEST RESULTS WITHSCALE MODELS OF TRANSMISSION LINES OR HIGH STRUCTURES TO CLARIFY SHIELDING CHARACTERISTICS UNDER DC VOLTAGE OR IMPULSE VOLTAGE SUPERIMPOSED ON DC VOLTAGE. THE MAIN RESULTS ARE AS FOLLOWS; (1)UNDER IMPULSE VOLTAGESUPERIMPOSED ON DC VOLTAGE,SHIELDING EFFECT OF A ROD IS EQUAL TO OR A LITTLE LARGER THAN THAT UNDER IMPULSE VOLTAGE ONLY. (2)STEADY ION FLOWSOF POSITIVE OR NEGATIVE POLARITY DO NOT AFFECT THE SHIELDING CHARACTERISTICS VERY MUCH. (3)THE INTERESTING RESULTS REGARDING FLASHOVER PHENOMENON AND RESIDUAL IONS EFFECT HAVE BEEN OBTAINED.

報告書年度

1987

発行年月

1988/08/01

報告者

担当氏名所属

相原 良典

狛江研究所送変電部絶縁研究室

新藤 孝敏

狛江研究所送変電部絶縁研究室

キーワード

和文英文
冬季雷 WINTER LIGHTNING
雷しゃへい LIGHTNING SHIELDING
送電線 TRANSMISSIOM LINE
避雷塔 LIGHTNING CONDUCTOR TOWER
残留イオン RESIDUAL ION
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