電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87020

タイトル(和文)

交流送電線下の地表最大電界の簡易計算法

タイトル(英文)

AN APPROXIMATE CALCULATION OF ELECTROSTATIC FIELD UNDER AC OVERHEAD TRANSMISSION LINES

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

交流送電線下の地表電界は静電誘導を評価するための基本量である。我が国では地表上1mの最大電界が採用されており,交流送電線の設計ならびに運用に際し,重要な検討項目となっている。しかし,地表電界の計算には,複素数行列計算を必要とし,大型計算機の使用が不可欠である。本報告は,静電誘導の検討の際重要となる地表上1mの最大電界を,垂直2回線逆相順配列ならびに1回線停止時を対象に,送電電圧,電線地上高,電線間隔,電線構成等の設計に関わる諸パラメータを入力することにより,簡易なポケットコンピュータや,電卓等により,極めて高い精度で容易に計算することができる近似計算式を提案したものである。

概要 (英文)

ELECTRIC FIELD AT GROUND LEVEL IS A BASIC FACTOR TO ASSESS THE PROBLEM OF ELECTROSTATIC INDUCTION UNDER AC TRANSMISSION LINES. IN JAPAN,IT IS IMPORTANT PROBLEM IN THE DESIGN AND OPERATION OF AC TRANSMISSION LINES TO CALCULATE ELECTRIC FIELD AT IM ABOVE THE GROUND LEVEL. THIS REPORT PROPOSES AN APPROXIMATE EQUATION TO ESTIMATE THE MAXIMUM ELECTRIC FIELD AT GROUND LEVEL WITH HIGH ACCURACY WITHOUT COMPUTER FOR AC VERTICAL DOUBLE CIRCUIT TRANSMISSION LINES.

報告書年度

1987

発行年月

1988/01/01

報告者

担当氏名所属

天野 雄二

狛江研究所送変電部放電研究室

キーワード

和文英文
交流送電線 AC OVERHEAD TRANSMISSION LINES
静電誘導 ELECTROSTATIC INDUCTION
地表最大電界 GROUND LEVEL ELECTRIC FIELD
簡易計算法 APPROXIMATE CALCULATION
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