電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T87019

タイトル(和文)

ポンプのキャビテーション損傷評価手法

タイトル(英文)

EVALUATION METHOD OF THE CAVITATION DAMAGE FOR PUMPS

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

キャビテーション損傷に着目したポンプの健全性評価手法を開発するため,ベンチュリー管実験によるアルミニウムを用いた実験を基にステンレス鋼の損傷速度を推定するとともに,ポンプ羽根車材料の損傷初生点を把握した。またポンプキャビテーション実験によりNPSHとポンプ羽根車翼面上に作用するキャビテーション衝撃圧との関係を求めた。主な結果は以下の通りである。(1)キャビテーション損傷に着目したポンプ健全性評価手法を提案した。(2)感圧紙を用いてキャビテーション衝撃圧を評価した。またポンプ羽根車材料において損傷が発生しないキャビテーション衝撃圧を求めた。

概要 (英文)

IN AN ATTEMPT TO DEVELOP THE EVALUATION METHOD OF THE CAVITATION CHARACTERISTICS FOR PUMPS WITH CAREFUL ATTENTION TO THE CAVITATION EROSION,THE DAMAGE RATE OF ALUMINUM WAS MEASURED TO PREDICT THAT OF STAINLESS STEEL AND THE DAMAGE INCEPTION OF THE SAME MATERIAL AS THE PUMP BLADE WAS ALSO MEASURED. IN THE PUMP CAVITATION TEST,THE RELATIONSHIP BETWEEN THE NPSH AND APPARENT IMPULSIVE PRESSURE ON THEPUMP BLADES WAS EXAMINED. (1)IT HAS BEEN SUGGESTED THAT THE EVALUATIONMETHOD OF THE CAVITATION CHARACTERISTICS FOR PUMPS WITH CAREFUL ATTENTION TO CAVITATION EROSION. (2)THE APPARENT IMPULSIVE PRESSURE DUE TO CAVITATION WAS ESTIMATED BY USING A PRESSURE SENSITIVE FILM. THE APPARENTIMPULSIVE PRESSURE WHICH DOES NOT GIVE ANY CAVITATION DAMAGE TO THE PUMP BLADES IS ESTIMATED.

報告書年度

1987

発行年月

1988/02/01

報告者

担当氏名所属

北島 晟

ヒューマンファクター研究センター

岡部 義信

FBRプロジェクトチーム

秋元 徳三

狛江研究所

キーワード

和文英文
高速増殖炉 POOL-TYPE LMFBR
ポンプ PRIMARY PUMP
キャビテーション損傷 CAVITATION EROSION
感圧紙 PRESSURE SENSITIVE FILM
衝撃圧 APPARENT IMPULSIVE PRESSURE
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