電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86104

タイトル(和文)

シンロック固化体の性能評価

タイトル(英文)

CHEMICAL AND THERMAL PROPERTIES OF SYNROC

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

使用済燃料の再処理工程で発生する高レベル放射性廃液の固化法として,現在ホウ硅酸ガラスで固化する方法が予定されている。しかし,高レベル放射性廃液中には半減期が百万年に及ぶ長半減期核種が含まれており,長期的観点からは,ガラス固化法に替わる安定な代替固化法の研究も必要とされている。その有力な候補の一つにシンロック固化法がある。しかし,シンロック固化法についての研究は少なく,その製法や,固化体特性に関するデータの蓄積が要望されている。本報告は,種々の条件下で試作したシンロック固化体の物理的,化学的特性について試験した結果をとりまとめたものであり,ガラス固化体に比べて極めて優れた物理的,化学的性質を有するシンロック固化体の製造条件を明らかにした。

概要 (英文)

VITRIFICATION IN BOROSILICATE GLASS IS PROPOSED FOR SOLIDIFICATION OF HIGH LEVEL RADIOACTIVE WASTES (HLW) FROM THE REPROCESSING OF SPENT NUCLEAR FUELS. HOWEVER HLW INCLUDES LONG LIVED NUCLIDES WITH HALF LIVES OVER A MILLION YEARS. THERFORE,ALTERMATIVE STUDIES ON MORE DURABLE SOLIDIFICATION METHODS ARE NECESSARY. SYNROC (SYNTHETICROCK) IS THOUGHT ONE OF THE MOST HOPEFUL ALTERNATIVES. SYNROC CONTAINED SIMULATED HLW SAMPLES WAS PREPARED UNDER VARIOUS CONDITIONS. THE CHEMICAL AND PHYSICAL PROPERTIES OF THE SAMPLES WERE EVALUATED. THROUGH THIS STUDY,WE FOUND THE OPTIMUM CONDITIONS FOR SYNROC FABRICATION.

報告書年度

1986

発行年月

1987/11/01

報告者

担当氏名所属

宮代 一

狛江研究所原子力部燃料研究室

横山 速一

狛江研究所原子力部燃料研究室

井上 正

エネルギー研究所原子力部燃料研究室

田中 博

原燃サイクルプロジェクトチーム

キーワード

和文英文
シンロック SYNROC
高レベル放射性廃棄物 HIGH-LEVEL RADIOACTIVE WASTE
浸出 LEACHING
HIP HIP
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