電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86070

タイトル(和文)

配電系統多地点情報による保護制御方式(その2)-系統認識手法による操作アルゴリズム-

タイトル(英文)

PROTECTION AND CONTROL METHOD BY USING ONLINE DATA ON DISTRIBUTION SYSTEM(PART 2) -NETWORK RECONGNITION METHOD FOR OPERATION ALGORITHM-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

配電系統内の多地点に電圧電流センサー内蔵の遠制開閉器を設置し,投入解放状態と電気的情報を配電用変電所の処理装置に収集・処理すれば,事故発生時の健全区間無停電化等の高度な制御が可能となる。変電所では,伝送されてくる情報を系統に対応して,総合的に判断する機能が必要である。本報告は,この保護制御方式において,事故区間判定と開閉器等の制御指令を,高速に行うためのデータ処理方法を述べたものである。配電系統をノードブランチ法で表現し,系統連結状態を接続マトリクスを用いて表せば,事故区間判定が容易に行え,系統状態変化に対応しやすい。事故発生時に発する開閉器操作指令のための基本処理要素は(1)事故発生の検出(2)事故区間判定(3)連系開閉器の探査の3つから成り,これらの基本要素を組み合わせて,各事故種別に対応して開閉操作を行う。

概要 (英文)

HIGHLY DEVELOPED PROTECTION AND CONTOROLL OFTHE DISTRIBUTION SYSTEM BECOME POSSIBLEY BY SETTING REMOTE CONTROLLABLE LINE SWITCHES WITH VOLTAGE AND CURRENT SENSOROS,TRANSMITTING MEASUREDDATA TO A SUBSTATION,AND PROCESSING THEASE DATA TOGETHER. THE CPU WHICH PORCESSES THESE DATA IN A SUBSTATION NEEDS TO COMPREHEND CONSTRUCTIONOF DISTRIBUTION SYSTEM AND ISSUE ORDERS TO REMOTE CONTROLLABLE LINE SWTCHES AT HIGH SPEED WHEN A FAULT OCCURS. THE NETWORK RECONGNITION METHOD OF DISTRIBUTION SYSTEM AND THE OPERATION ALGORITHM FOR HIGHLY PROTECTION AND CONTROLL ARE DEVELOPED. THE RECONGNITION METHOD EXPRESSES A NETWORK CONSTRUCTION AS A CONTACT MATRIX. BY USING THIS EXPRISSION METHOD,THE CPU CAN SUPERVISE EACH FEEDER INDIVIDUALLY,COPE WITH THE CHANGE OF CONSTRUCTION EASILY.

報告書年度

1986

発行年月

1987/07/01

報告者

担当氏名所属

雪平 謙二

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

井上 幸雄

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

宮内 基光

狛江研究所電力システム部系統制御研究室

キーワード

和文英文
配電 DISTRIBUTION SYSTEM
配電自動化 ONLINE DATA
系統保護 DISTRIBUTION AUTOMATION

PROTECTION
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