電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86066

タイトル(和文)

塩原UHV直流試験線によるイオン流およびコロナ特性の基礎研究(Ⅶ)-コロナ騒音に及ぼす気象条件の影響-

タイトル(英文)

STUDIES ON CORONA AND FIELD EFFECTS OF SHIOBARA HVDC TEST LINE,PART7:INFLUENCE OF WEATHER CONDITION ON AN GENERATION

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

塩原UHV直流試験線における長期連続測定で得られたデータを基に,これまで体系的に論じられたことのない直流コロナ騒音に及ぼす気象条件の影響について検討した。その結果,気象条件に対するコロナ騒音の特性はラジオ雑音のそれに定性的に良く一致し,また,平均的な発生量は春夏秋(4月~11月)の晴曇天時に最も大きくなることが明確となった。従来のコロナ騒音予測法は春夏秋(4月~11月)の晴曇天時における測定結果を基に開発したものであったが,今回の結果から,直流送電線のコロナ騒音対策にはこの予測法の使用が適切であることが確認できた。また,従来の予測法の適用範囲外であった6導体電線について長期連続測定を行い,その測定値を従来の予測法と比較した。その結果,従来の予測法はそのまま6導体電線に適用できることが検証できた。

概要 (英文)

THE INFLUENCE OF WEATHER CONDITIONS ON AN GENERATED FROM HVDC TRANSMISSION LINE HAS BEEN INVESTIGATED ON THE RESULTS OF LONG-TERM TESTS AT THE SHIOBARA HVDC TEST LINE. AS A RESULT,IT HASBECOME CLEAR THAT THE EFFECTS OF WEATHER CONDITIONS ON AN IS VERY SIMILAR TO THAT ON RL AND ITS GENERATION QUANTITY IS THE GREATEST IN FAIR WEATHER FROM SPRING THROUGH SUMMER TO FALL. AND IT HAS BEEN CONFIRMED THAT THE USE OF THE FORMER AN PREDICTION METHOD FOR DESIGN OF DC TRANSMISSION LINE IS ADEQUATE,BECAUSE IT HAD BEEN DEVELOPED ON THE RESULTS MEASURED IN FAIR WEATHER FROM SPRING THROUGH SUMMER TO FALL. AND FURTHERMORE,IT HAA ALSO BECOME CLEAR THAT THE FORMER AN PREDICTION METHOD IS APPLICABLE TO SIX-CONDUCTOR BUNDLE THAT WAS OUTSIDE THE VALIDITY RANGE BEFORE.

報告書年度

1986

発行年月

1987/08/01

報告者

担当氏名所属

中野 幸夫

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

キーワード

和文英文
コロナ騒音 AUDIBLE NOISE
直流送電線 HVDC TRANSMISSION LINE
気象条件 WEATHER CONDITION
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