電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86065

タイトル(和文)

直流送電線のコロナ騒音およびラジオ雑音の予測法-コロナケージを用いた方法-

タイトル(英文)

CORONA CAGE STUDY ON PREDUCTION OF A NAND RIGENERATED FROM HVCD TRANSMISSION LINE

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

直流送電線ではコロナ放電によって発生した空間電荷の効果が電線配置や極配列によって異なるため,電線表面の静電界を主変数にしてコロナ特性の予測を行う交流送電線の手法が適用できない。本報告では,空間電荷を考慮した最大導体表面電界を主変数に導入し,これに対するコロナ電流,コロナ騒音,ラジオ雑音の発生量が電線周囲の電極系に依存しないことを明らかにした。また,これを基に,コロナケージでの測定結果から直流送電線のコロナ騒音およびラジオ騒音の発生量を予測する方法を提案した。

概要 (英文)

THE PREDICTION METOD FOR CORONA PERFORMANCE OF AC TRANSMISSION LINE,OF WHICH MAIN VARIABLE IS STATIC CONDUCTOR SURFACE GRADIENT,IS NOT APPLICABLE TO DC TRANSMISSION LINE. IT IS BECOUSE THE EFFECTS OF SPACE CHARGE GENERATED BY CORONA DISCARGE ARE DIFFERENT BY THE CONDUCTOR CONFIGURATION AND THE POLARITY ARRANGEMENT. IN THIS REPORT,WE HAVE ADOPTED FAMX(THE MAXIMUM CONDUCTOR SURFACE GRADIENT IN THE PRESENCE OF SPACE CHARGE) AS A MAIN VARIABLE AND HAVE MADE CLEAR THAT GENERATION QUANTITIES OF CORONA CURRENT,AN AND RL ARE INDEPENDENT OF ELECTRODE SYSTEMS AROUND A CONDUCTOR BUNDLE FOR THE SAME FMAX. BASED ON THIS FINDING FACT,WE HAVE PROPOSED A NEW PREDICTION METHOD FOR DC AN AND RL FROM RESULTS OF CORONA CAGE TESTS.

報告書年度

1986

発行年月

1987/07/01

報告者

担当氏名所属

中野 幸夫

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

須永 孝隆

狛江研究所送変電部放電研究室

キーワード

和文英文
コロナ騒音 AUDIBLE NOISE
ラジオ雑音 RADIO INTERFERENCE
コロナケージ CORONA CAGE
直流送電線 HVCD TRANSMISSION LINE
空間電荷 SPACE CHARGE
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