電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86054

タイトル(和文)

高分子およびリチウム二次電池の電気事業への適用可能性の評価-電研・EPKRIアセスメント・ミーティングより-

タイトル(英文)

ASSESSMENT OF POYMER AND LITHIUM NON-AQUEOUSBATTERIES FOR ELECTRIC UTILITY APPLICATIONS-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

高分子およびリチウム二次電池のような新種電池は常温で動作し,補機も必要とせず,しかも軽くて高出力であるという他にない特徴をもっているので,電気事業の立場からはロードコンディショー用や電気自動車用にかなり魅力的であると考えられるが,即座に実用化を推進するほどには技術が成熟しているとはいえない。そこで電力中央研究所と米国EPRIはこれらの新種電池が電気事業に適用可能であるかどうかについてアセスメント・ミーティングを開催して,評価を行った。現在開発されている新種電池の技術水準を把握すると共に,最終的に6種類の電池についてエネルギー密度,効率,サイクル寿命,材料コスト,安全性および技術水準を評価した。その結果,このような検討項目に留意し,大型化に成功すれば,電気事業に大いに貢献すると評価された。

概要 (英文)

SINCE POLYMER AND LITHIUM SECONDARY BATTERIES ARE CHARACTERIZED BY THE FACT THAT THEY NOT ONLY OPERATE AT AMBIENT TEMPERATURES AND REQUIRE NO AUXILIARIES,BUT ALSO ARE COMPACT AND POWERFUL,THEY ARE CERTAINLY ATTRACTIVE AS LOAD CONSITIONER FOR UTILITY USE. THEY ARE HOWEVER,TOO PREMATURE TO BE EXPLORED TO PRACTICAL LEVEL. CRIEPI AND EPRI EVALUATED THE POSSIBILITY OF FUTURE APPLICATION OF THESE NEW BATTERIES FOR UTILITY PURPOSE AT THE ASSESSMENT MEETING HELD IN NOVEMBER1986. SUCH NEW BATTERIES UNDER RECENT DEVELOPMENT WERE TECHNICALLY DISCUSSED AND SIX OF THEM WERE EVALUATED FROM THE VIEW POINTS OF THE ENERGY DENSITY,THE EFFICIENCY,THE CYCLE LIFE,THE MATERIAL COST,THE SAFETY AND THE PRESENT TECHNOLOGY LEVEL. IT WAS CONCLUDED THAT WE SHOULD DEVELOPED THEM FOR LARGE-SIZE UTILITY APPLICATION,FOCUSSING ON THE ABOVE IMPORTANT SUNBJECTS.

報告書年度

1986

発行年月

1987/05/01

報告者

担当氏名所属

田中 祀捷

狛江研究所開発部

キーワード

和文英文
高分子電池 POLYMER BATTERY
リチウム電池 LITHIUM BATTERY
二次電池 SECONDARY BATTERY
ロード・コンディショナー LOAD CONDITIONER
負荷平準化 LOAD MANAGEMENT
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