電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

※ PDFのファイルサイズが大きい場合には、ダウンロードに時間がかかる場合がございます。 ダウンロードは1回のクリックで開始しますので、ダウンロードが完了するまで、複数回のクリックはなさらないようご注意願います。

電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86035

タイトル(和文)

確率統計的手法による腐食寿命の評価

タイトル(英文)

EVALUATION OF SERVICE LIFE OF NUCLEAR POWER PLANT COMPONENTS BY STATISTICAL METHOD

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

軽水炉の寿命延伸を図るには,原子炉構造材の劣化現象に対する寿命評価がその基礎となる。本報告は,従来から寿命評価が困難とされてきた。局部腐食損傷に関する寿命評価法の現状および実機寿命評価における方向性と問題点についてとりまとめたものである。現在では,極値統計を用いた局部腐食最大値の推定は,多方面に応用されており,工学的に確立した手法になりつつある。しかし,構造材の寿命推定には,まだデータの蓄積や応用例も少なく,極値統計を用いた構造材の寿命評価には現在のところ限界がある。今後,確率統計的手法を用い,原子炉構造材の寿命予測を行なうには,局部腐食データの蓄積および極値解析法の適用の検討を更に図ることが必要である。

概要 (英文)

IN THIS PAPER,FOR THE PURPOSE OF ACHEVEMENT OF LIFE EXTENSION OF LIGHT WATER REACTOR,WE EXAMINED THE EVALUATION OF LOCAL CORROSION BY SATISTICAL METHOD AND ITS APPLICATION OF NUCLEAR POWER PLANT COMPONENTS. THERE ARE MANY EVALUATION EXAMPLES OF MAXIMUM CRACKING DEPTH OF LOCAL CORROSION BY DEWBLY EXPONENTIAL DISTRIBUTION. THIS EVALUATION METHOD HAS BEEN ESTABLISHED. BUT,IT HAS NOT BEEN ESTABISHED THAT WE EVALUATE SERVICE LIFES OF CONSTRUCTION MATERIALS BY SATISTICAL METHOD. IN ORDER TO ESTABLISH OF SERVICE LIFE EVALUATION BY SATISTICAL METHOD,WE MUST STRIVE TO COLLECT LOCAL CORROSION DATES AND ITS ANALITICAL RESEARCHS

報告書年度

1986

発行年月

1987/03/01

報告者

担当氏名所属

加藤 俊二

狛江研究所原子力部材料研究室

黒沢 辰雄

軽水炉新技術プロジェクトチーム

高久 啓

狛江研究所原子力部材料研究室

キーワード

和文英文
確率分布 *
極値統計
寿命評価
寿命延伸
軽水炉
Copyright (C) Central Research Institute of Electric Power Industry