電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T86024

タイトル(和文)

自律分散システムの概念と電力系統制御への適用

タイトル(英文)

CONCEPTS OF AUTONOMOUS DECENTRALIZED SYSTEM AND THEIR APPLICATION TO POWER SYSTEM CONTROL

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

自律分散システムの概念や特徴をとりまとめ,その適用例を調査するとともに,電力系統制御への適用を検討した。主要結果は以下の通り。1.自律分散システムは生体系の平等性や均質性などの特徴に範をとるものであり,サブシステムの機能効用や耐故障性を狙ったものである。2.自律分散システムの適用領域は,制御,計算機,通信システムなど多岐にわたっている。3.電力系統を高信頼かつ柔軟に運用するには,オンライン信頼度制御システムを充実することが必要であり,そのための自律分散化方策や今後の課題を摘出した。

概要 (英文)

THIS REPORT PRESENTS CONCEPTS OF AUTONOMOUS DECENTRALIZED SYSTEM (ADS) AND THEIR APPLICATIONS, AND ALSO BASIC CONSIDERATIONS OF AUTONOMOUS DECENTRALIZED POWER CONTROL SYSTEM. MAJOR RESULTS ARE AS FOLLOWS. 1.ADS IS BASED ON A BIOLOGICAL ORGANISM WHICH HAS EQUALITY AND HOMOGENIETY, AND AIMS AT FUNCTION PERFORMANCE AND FAULT TOLERANCE OF THE SUBSYSTEMS. 2.ADS S ARE APPLIED TO MANY SYSTEMS SUCH AS CONTROLS, COMPUTERS AND COMMUNICATIONS. 3.IN ORDER TO CONTROL POWER SYSTEMS WITH HIGHLY RELIABILITY AND FLEXIBILITY, ONLINE SECURITY CONTROL SYSTEMS ARE REQUIRED. AND THEIR AUTONOMOUS DECENTRALIZATIONS ARE OFFERED.

報告書年度

1986

発行年月

1986/12/01

報告者

担当氏名所属

芹澤 善積

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

黒野 正裕

狛江研究所電力システム部情報制御研究室

河合 洋一

狛江研究所電力システム部

高橋 一弘

狛江研究所電力システム部

キーワード

和文英文
電力系統 POWER SYSTEM
信頼度制御 SECURITY CONTROL
自律分散 AUTONOMOUS DECENTRALIZATION
生体工学 BIOLOGICAL ENGINEERING
ディジタル通信 DIGITAL COMMUNICATION
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