電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T63

タイトル(和文)

電力系統の安定度解析の高精度化に関する研究

タイトル(英文)

Development of highly accurate methods to analyze power system dynamic stability

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力系統のより一層の効率的な運用のために、送電線等の重潮流化が更に進むものと考えられる。このような重潮流時にも安定な運用を行うためには、不測の事態に備えた事前の動特性シミュレーション解析が重要であり、重潮流時にも安定に計算できる潮流計算手法や動特性シミュレーション手法が望まれている。また、効率的な運用のための安定度向上対策の一つとして、近年、パワーエレクトロニクス機器が注目を集めている。このようなパワーエレクトロニクス機器等の新たな機器を導入する場合の設備計画やその後の系統運用を検討するためには、新たな機器を含めた潮流計算や動特性シミュレーションが可能な解析手法が必要となっている。 本報告では、重潮流時や新たな機器の導入にも対応できる解析手法を完成するために必要となった解析手法の論理開発や各種機器モデル等の高精度化について述べた。

概要 (英文)

In power systems, it is thought that heavy load flow appears more frequently to use power networks more effectively. Additionally, the power electronics equipment attracts attention much more as one of the dynamic stability improvement measures. Dynamic stability simulation analysis beforehand to prepare unexpected situations becomes more important to do stable operation when heavy load flow and the power electronics equipments, etc. are expected. This report describes the logics developed to achieve higher accuracy in the power system analysis and simulation even with heavy load flow, new apparatases, such as power electronics equipments, and so on.

報告書年度

2000

発行年月

2000/12

報告者

担当氏名所属

竹中 清

狛江研究所電力システム部

キーワード

和文英文
電力系統 power system
安定度 stability
潮流計算 load flow
シミュレーション simulation
Y法 Y-method
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