電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T03039

タイトル(和文)

全固体型リチウム二次電池の開発(Ⅳ) -市販正極粉末を用いた全固体型電池の試作及びその特性解析-

タイトル(英文)

Research and Development of All-Solid-State Lithium Secondary Batteries (Ⅳ)-Preparation and Characterization of the Cells that Used the Powder Cathode Material-

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

将来のコンポジット型全固体リチウム二次電池の実用化を目指して、市販正極活物質粉末を用いた塗布電極、及びこれを用いた全固体型リチウムポリマー二次電池の作製を行った。また、単一外装内での電池の積層化を行い、16Vという高電圧の電池を実証した。作製した電池について電気化学的測定を組み合わせ測定した結果、劣化因子を定量的に解析することが可能となった。その結果、電池劣化の大部分が高分子電解質-正極界面で起こっていることが明らかになった。

概要 (英文)

All-solid-state lithium polymer secondary battery is prepared by using of powder cathode active material. The fabricated batteries showed nominal capacity and the coulombic efficiency was generally better. By the "constant voltage impedance measurement method" which we newly developed, it was shown clearly that most degradation factor accompanying a battery operation is polymer electrolyte/ cathode interface. Furthermore, the stacking of the cells was performed and it proved that 16 V class batteries were realized.

報告書年度

2003

発行年月

2004/03

報告者

担当氏名所属

関 志朗

狛江研究所材料科学部

小林 陽

狛江研究所材料科学部

宮代 一

狛江研究所材料科学部

山中 厚志

狛江研究所材料科学部

三田 裕一

狛江研究所材料科学部

岩堀 徹

狛江研究所材料科学部

キーワード

和文英文
全固体型リチウム電池 All-solid-state lithium secondary battery
塗布正極シート Application cathode sheet
劣化メカニズム解析 Analysis of degradation mechanism
定電位インピーダンス測定法 Constant voltage impedance measurement method
電池積層化 Cell stacking
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