電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)
報告書データベース 詳細情報
報告書番号
T01060
タイトル(和文)
軽水炉燃料を対象とした金属電解法再処理プロセスの設計と物質収支評価
タイトル(英文)
Process design and material balance evaluation of pyro-metallurgical reprocess for LWR fuels
概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)
軽水炉から高速炉への移行期に再処理する軽水炉高燃焼度燃料や軽水炉MOX燃料を対象に,周辺工程も含めて金属電解法のプロセス設計を行い,物質収支評価を実施した。移行シナリオに応じて様々なプラント規模が想定されるため,物質収支評価は標準的な電解槽1基あたりの物量に規格化してまとめた。また,実操業で重要となると考えられる工程間の溶媒のコンタミや廃塩のリサイクル率等の様々なプロセスパラメーターに関して感度解析を行い,今後工学技術として開発を進める上での開発目標の指標を提供した。金属電解法で再処理するには酸化物燃料を還元する必要があるが,Li還元法及び電解還元法についてそれぞれプロセス設計と物質収支評価を行い,その得失を示した。
概要 (英文)
Process design and material balance evaluation of pyro-metallurgical reprocess for treating high burn-up LWR fuel and LWR-MOX fuel were performed, considering secondary steps, such as recycle of reductant or molten-salt solvent, separation of fission products, recycle of volatile products, etc. The results was normalized to the amount treated in an electro-refiner. Sensitivity analysis on various process parameters, i.e. volatile ratio of fission products, contamination ratio of molten-salt solvent, reduction ratio of nuclear fuel, etc. was also carried out to elucidate the degree of importance of R&D for those parameters. Both Li-reduction and electro-reduction processes were applied for the process design.
報告書年度
2001
発行年月
2002/04
報告者
担当 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
主 |
倉田 正輝 |
狛江研究所金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト |
共 |
坂村 義治 |
狛江研究所金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト |
共 |
宇佐見 剛 |
狛江研究所金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト |
共 |
加藤 徹也 |
狛江研究所金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト |
共 |
横尾 健 |
狛江研究所金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト |
協 |
太田 宏一 |
狛江研究所金属燃料・乾式リサイクルプロジェクト |
キーワード
和文 | 英文 |
---|---|
乾式プロセス | pyrometallurgical process |
電解還元 | electro-reduction |
Li還元 | Li-reduction |
物質収支 | material balance |
軽水炉燃料 | LWR fuel |