電力中央研究所

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

T00025

タイトル(和文)

わが国の気候へ及ぼすアジアモンスーン域準2週間変動の影響

タイトル(英文)

Impact of bi-weekly oscillation in the Asian monsoon region on and around Japan

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

熱帯の準2週間変動がわが国の天候に及ぼす影響を明らかにするため、国内の高層気象官署データ、アメダスデータの合成解析を行った。その結果、準2週間変動に伴う影響はわが国の温度において顕著に表れ、その振幅は+/- 0.4度ほどの、統計的に有意な影響があることがわかった。また、準2週間変動に伴う熱帯対流活動の活発時には、日本列島上空の気圧が高くなる傾向があることも示された。

概要 (英文)

We made composite analyses of the AMeDAS and aerological data of Japan, in order to show the affects of tropical bi-weekly oscillations on Japan. The results showed that tropical bi-weekly oscillations affect Japan significantly, and the temperature amplitude is about +/- 0.4 degrees centigrade. We also showed that the high tropical convection activity of bi-weekly oscillations leads to high pressure anomalies over Japan.

報告書年度

2000

発行年月

2001/04

報告者

担当氏名所属

和田 浩治

狛江研究所大気科学部

加藤 央之

狛江研究所大気科学部

キーワード

和文英文
中期予報 middle-range forecast
異常気象 extreme weather event
テレ・コネクション tele-connection
気候変化 climate change
準2週間周期変動 bi-weekly oscillation
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