電力中央研究所

報告書「電力中央研究所報告」は当研究所の研究成果を取りまとめた刊行物として、昭和28年より発行されております。 一部の報告書はPDF形式で全文をダウンロードすることができます。

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電力中央研究所 報告書(電力中央研究所報告)

報告書データベース 詳細情報


報告書番号

R99001

タイトル(和文)

TMNを利用した簡易NMSの開発 -SDH用Qアダプタの開発-

タイトル(英文)

A Development of the Simplified NMS using TMN concepts - A Development of the Q-Adapter for SDH Transmission Equipment ‐

概要 (図表や脚注は「報告書全文」に掲載しております)

電力仕様のSDH装置が標準に具備する非国際標準の電文方式の監視制御インタフェースをベースに、運用管理システム(Network Management System:以下、NMS)を構築する場合、コスト、柔軟性および将来的な拡張性など多くの課題が発生する。これら課題解決のために、国際非標準のインタフェースを国際標準インタフェースに変換するTMNベースのQアダプタを開発した。開発したQアダプタは、標準に定義される管理オブジェクト(MO)クラスを活用し、なおかつMOクラスの振舞いを所望の管理目的に特化させて定義したことで、柔軟性、拡張性を確保しつつ、低コストでNMSを構築する見通しを得た。

概要 (英文)

The proprietary supervisory and control interface for SDH Transmission Equipment, commonly used in utility companies, has many problems such as lack of scalability, lack of extensibility and requiring enormous resources for building NMS. To solve above-mentioned problems and to build scalable and extensible NMS, we have developed a Q-Adapter by using TMN concepts. The primary function of the Q-Adapter is to convert the interface; from the proprietary interface to international standardized one or vice versa. By making the best use of existing standardized MO classes defined in ITU-T recommendations and by reducing the number of MO classes as much as possible, we have had prospect for building extensible NMS with lower resources.

報告書年度

1999

発行年月

2000/01

報告者

担当氏名所属

山岡 和雄

情報研究所

清水 克洋

電源開発(株) 工務部 電子通信室

中溝 博幸

電源開発(株) 工務部 電子通信室

大谷 哲夫

情報研究所

遊佐 博幸

情報研究所

井上 幸雄

情報研究所

キーワード

和文英文
ネットワーク運用管理システム Network Management System (NMS)
SDH装置 SDH Transmission Equipment
国際標準インタフェース International Standardized Interface
電気通信管理網 TMN
Qアダプタ Q-Adapter
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